【世羅高原農場】70種類のヒマワリ 知られざるヒマワリの“役割”とは?|地球派宣言
夏の花の代名詞といえるヒマワリ。
青空に向かって凛とした姿を見せてくれます。
ヒマワリ
世羅高原農場では8月23日(日)まで、ひまわりまつりが開催されており、来場者の目を楽しませています。
ひまわりまつりの様子
ヒマワリについて世羅高原農場の岡田社長は「そろって咲いてくれたので安心しています。ですが、暑さの影響で思っていたよりも少し遅れ気味です。今週末(8日)くらいからは、いろいろな畑で咲きそろってくるのでお盆明けまで見ごろが続きます」と話します。
世羅高原農場 岡田宏樹 社長
現在は、咲いていない畑も咲きそろうと……
まだ咲いていないヒマワリ畑
まるでオレンジの絨毯。圧巻の風景が目の前に広がります。
世羅高原農場のヒマワリ畑の面積は、65,000平方メートル。
マツダスタジアムがすっぽりと入る場所で数多くのヒマワリが育てられています。
満開のヒマワリ畑(2024年撮影 提供:世羅高原農場)
一株でたくさんの花を咲かせる「サンフィニティ」。
サンフィニティ
全体が花びらでおおわれる八重咲きが特徴的な「東北八重」。
東北八重
白い花が特徴的な「ホワイトナイト」。
ホワイトナイト
黄色に赤茶色の2色が入る新しい品種 「サンフィニティ イエローレッドバイカラー」など、70種類のヒマワリがさまざまな表情を見せてくれます。
サンフィニティ イエローレッドバイカラー
たくさんの品種を植えていることについて「いろいろな品種の違いを楽しんでいただきたいです。開花期が長いもの、短いものがあり、大体開花期は決まっているので、逆算して(植える)努力をしています」と岡田社長は話します。
ヒマワリ
ヒマワリそれぞれが持つ特徴を理解して育てた結果が、大海原のように広がる金色の景色を作っています。
満開のヒマワリ(2022年撮影 提供:世羅高原農場)
そして、ヒマワリには、見て楽しむ、鑑賞の対象としてではなくもうひとつ重要な役割があります。
ひまわりまつりの様子
その役割を岡田社長に聞きました。
「来年の春チューリップのために、ヒマワリが終わると緑肥として畑に引き込み土に戻します。ヒマワリは茎がスポンジ状になっているので、微生物のすみかになる。病気になりにくくなり、土がふかふかになります。そういった効果があるのでヒマワリは緑肥に最適です。緑肥として畑に引き込むことで、次の作物が健全に育つことを目的にしています」
チューリップ植え付け前の土壌(2023年撮影 提供:世羅高原農場)
夏に開花するヒマワリは「緑肥」として使用し、土壌改良を行います。
チューリップを植え、春の開花後は球根を収穫、そして、再びヒマワリを植えるという循環を生み出しています。
1年のサイクル
今後について岡田社長は「入園口に入って「わー」と言ってもらえることが一番うれしい。全部の季節できれいな風景を届けたい」と話します。
世羅高原農場 岡田宏樹 社長
ヒマワリの特徴をいかして自然のサイクルを作る。
その成果の一つが、見る人の記憶に残るこの景色です。
ひまわりまつりの様子
広島ホームテレビ『ピタニュー』
地球派宣言コーナー(2026年8月5日放送)