【苔テラリウム】自然環境を再現「小さな自分だけの庭」|地球派宣言
小さなガラス容器の中に広がる風景。
自然環境を再現するテラリウムです。
苔テラリウム
広島県緑化センターで、8月30日(日)に開催された「はじめての苔テラリウム」。
苔を使ったものは、初心者でも比較的簡単ということもあり、多くの人が参加しました。
体験の様子
講師を務めた長井さんは、苔テラリウムの魅力について「身近に緑を楽しむことができる。大自然を再現するという意味では“庭”と同じ意味を持っていると思う。庭を縮小したものが“苔テラリウム”と考えていいと思う」と話します。
広島緑化センター 講師 長井稔さん
今回のテラリウム作りで用意された苔は8種類。
それぞれ形が異なり、個性的な表情を見せてくれます。
長井さんによると、苔は、国内におよそ1700種類が自生しています。
苔
最も特徴的なのは、水や養分を吸収する「根」がないことだそう。
苔が成長するために必要な養分は、葉や茎など体全体で吸収するのだそうです。
苔
苔について長井さんは「苔単独だと育ちにくいが、ほかの植物などと一緒になって育つ。苔は(環境をはかる)バロメーターになると思う」と話します。
苔
「環境のバロメーター」ともいえる苔を使って、参加者全員がそれぞれ思い描く自然をテラリウムで表現します。
苔
参加者に話を聞くと、
「自然感が出るといいのですが。家の中に緑がないので、さわやかな感じが出てうれしくなる」
参加者
「小さな“自分だけの庭”という感じでいいと思う」と、それぞれの思いを話してくれました。
参加者
長井さんは苔テラリウム作りのコツを「ポイントはメリハリをつけること。正面をつくって見る方向を決めること。庭と一緒ですね」と話します。
苔テラリウム
作り方のポイントを押さえながら作業を進めます。
その表情は真剣そのもの。
苔テラリウム作りの様子
出来上がった作品について参加者は、
「イメージ通りにできた。飾るところも用意しています」
「トカゲが森の中を走るイメージで作った」
「小さな世界を表現できることが楽しかった」と、それぞれ感想を話してくれました。
出来上がった作品
それぞれの作品には、独特の世界観が広がっています。
自分だけの世界をつくる「苔テラリウム」の魅力について長井さんは、「一番縮小された自然の世界。ひとつの世界ができあがっている。緑を大切にする気持ちを育てるのではないか」と話します。
苔テラリウム
自分のイメージを形にするテラリウム。
自然と真剣に向き合いながら作る自分だけの空間からは、小さな自然を感じることができるのではないでしょうか?
広島ホームテレビ『ピタニュー』
地球派宣言コーナー(2026年9月23日放送)