こんもりとしていて手まりの様な愛らしさ。
多彩な色や形、群れて咲く事で華やかさが一層際立つ「あじさい」。

広島市佐伯区にある観音寺は、あじさいのお寺として有名です。
青、紫、ピンク、白と、色ごとに集まるあじさいの道や、本堂の裏山にも400種類ものあじさいが群れで咲いています。

あじさいは、挿し木で簡単に増やすことができます。
茎の一部分を切り取り、それを土に挿して根を出すという方法です。
たった一本の茎から、１年後には花を咲かせるほどに成長するあじさいには、強い生命力があるのです。

観音寺は15年前から増やし始め、今では5000株になりました。
広島市植物公園でも、3年間で3300株にまで増やしたそうです。

あじさいの品種は2000種以上といわれています。
さまざまな色や形、その華やかさが、今日も梅雨の憂鬱を癒してくれます。

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up！』
地球派宣言コーナー（2020年6月17日放送）