ホタルの光は“愛の信号”【地球派宣言】
2020.06.04
2022.04.28
![ゲンジボタル](https://hread.home-tv.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/16631fd7cb883fdf1e8570a4b522014b-1024x576.jpg)
夜、小川を飛び交う無数の小さな光の正体は「ゲンジボタル」。
東広島市志和町志和堀は「ホタルの里」と呼ばれている地域です。
ゲンジボタルは、日本に生息するホタルの中でも最大級で、この地域では、5月下旬から6月上旬に見られるそうです。
![ゲンジボタル](https://hread.home-tv.co.jp/wp-content/uploads/2020/06/63209b649fc199f3a11e50e45051b1c3-1024x576.jpg)
昼は、草木のうらで動かずにじっとしているホタル。
成虫の期間は、わずか1週間から2週間ほどで、水だけを飲んで生きています。
ホタルの、オスとメスを見分けるポイントは「光の強さ」。
オスはお腹に2カ所、メスには1カ所、光るところがあり、オスのほうがメスより強く光ります。
ホタルが生み出す幻想的な光―。
そのほとんどはオスが放っていて、草木に隠れているメスへの“愛の信号”なのだそう。
全国的に数が減っているといわれるホタル。
繁殖する条件は、きれいな川の水や草木や土。そして、幼虫の時期のエサとなる、巻貝が生息していること。
きれいな自然その物が、ホタルにとって大切な環境なのです。
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2020年6月3日放送)
![ちりめんじゃこ](https://hread.home-tv.co.jp/wp-content/uploads/2020/05/bed6b710437cacc1d566e3c76fb5fc1d-1-300x169.jpg)