ホタルの光は“愛の信号”【地球派宣言】

ゲンジボタル (C)HOME

夜、小川を飛び交う無数の小さな光の正体は「ゲンジボタル」。
東広島市志和町志和堀は「ホタルの里」と呼ばれている地域です。

ゲンジボタルは、日本に生息するホタルの中でも最大級で、この地域では、5月下旬から6月上旬に見られるそうです。

 

ゲンジボタル (C)HOME

昼は、草木のうらで動かずにじっとしているホタル。
成虫の期間は、わずか1週間から2週間ほどで、水だけを飲んで生きています。

ホタルの、オスとメスを見分けるポイントは「光の強さ」。
オスはお腹に2カ所、メスには1カ所、光るところがあり、オスのほうがメスより強く光ります。

ホタルが生み出す幻想的な光―。
そのほとんどはオスが放っていて、草木に隠れているメスへの“愛の信号”なのだそう。

全国的に数が減っているといわれるホタル。
繁殖する条件は、きれいな川の水や草木や土。そして、幼虫の時期のエサとなる、巻貝が生息していること。
きれいな自然その物が、ホタルにとって大切な環境なのです。

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(2020年6月3日放送)

 

ちりめんじゃこ
LINE はてブ Pocket