第4次おいもブーム到来!甘くて栄養満点の焼き芋の魅力に迫ります

今、日本では「第4次おいもブーム」が到来中。
なぜブームが巻き起こっているのか。
経済を回す「おいもビジネス」について調査しました。

 

【おいもブームの火付け役 ドン・キホーテ】 

第4次おいもブームの火付け役とうわさの「ドン・キホーテ」。
広島にある「MEGAドン・キホーテ宇品店」で話を聞きました。

 

海外でも人気というドン・キホーテの焼き芋(1本214円)

 

こちらの焼き芋、なんと10分間に100本も売れているんです。

「紅はるか」という糖度がとても高いお芋を使っています。

 

店内には焼き芋コーナーが

 

2000年過ぎ頃から東京のドン・キホーテで焼き芋の販売を開始。

販売開始から売り上げは右肩上がりで、取扱い店舗も増えていったそうです。

 

人気の秘密はやはり味。

低温で長い時間をかけて焼き上げることで、でんぷん質が糖化する最適な温度があり、その焼き方を守るようにしているそうです。

 

焼き芋グミ(214円)や焼き芋スプレッド(430円)など焼き芋関連の商品も充実

 

【焼き芋屋台を突撃取材】

焼き芋が気軽に買える時代ですが、昔はリヤカーやトラックで焼き芋を売っているのを見かけました。今も焼き芋屋台はあるのでしょうか?

毎週金曜日の夕方、広島市宇品地区を焼き芋屋台が走っているという情報を聞きつけ、取材をしました。

 

焼き芋屋台を発見。突撃取材にご協力いただきました。

 

3本で1,000円の焼き芋。

23歳の時から焼き芋屋台を始めて40年以上の大ベテラン。
当時、リヤカーで焼き芋を売る人が多かったそうですが、リヤカーだと動けないと思い、車で屋台を始めたそうです。

 

取材をした日に焼いていたお芋は「シルクスイート」という品種。柔らかくてねっとりした食感が特徴です。

 

取材をしている間も、お客さんがお芋を求めてやって来ます。

「他とは違う。甘い」
「子どもの頃から芋で育っているから。懐かしさがある」

と、評判も上々。

 

人とのつながりや温もりを感じることができる焼き芋屋台。

お客さんは、焼き芋だけではなく、屋台を切り盛りする人の人柄にひかれて買いに来ているのかもしれません。

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』(2024年3月12日放送)

ライター:神原知里

LINE はてブ Pocket