五感で里山の自然を感じる「森のアウトドアフェスタ」|地球派宣言

秋色に色づき始めた北広島町の里山で、地球派宣言の特別イベント「森のアウトドアフェスタ」が行われました。

 

ろうきん森の学校

 

北広島町にある、ろうきん森の学校で行われたのは、秋の里山で自然を体験できる特別企画。

里山に街の親子に来てもらい、自然を好きになってもらったり地球のことを考えるきっかけ作ることを目的としたイベントです。

 

森のアウトドアフェスタ

 

親子で楽しめるプログラムの中には、藍染め体験や石窯で焼くピザ作りも。

 

藍染め体験

 

石窯ピザ作り

 

木のくるまを作って速さを競うレース「TAKE-1(タケワン)レース」では、大人も子どもも大盛り上がりでした。

 

木のくるま作り

 

TAKE-1レース

 

このイベントが行われた、ろうきん森の学校には、多くの生き物も住んでいるそうです。

森の中に定点カメラを設置して、どのような生きものがいるのかを調査。

 

定点カメラで撮影した動物たち

 

ツキノワグマやシカ、ノウサギなど多くの生き物がこの森で暮らしています。

森の学校の中はクマの通り道でもあるそうです。

 

ニホンツキノワグマ

 

ひろしま自然学校 理事の大丸さんは、「里山で自然が食物連鎖でつながっている」と話します。

 

大丸秀士さん

 

「森のアウトドアフェスタ」では、この豊かな自然を感じてもらうために森の中を散歩する「アースウォーク」も行われました。

 

アースウォーク

 

アースウォークはいつもの散歩と違い、自然と触れ合い、触ったり、匂いをかいだり五感を使って自然とふれあいます。

そうすることで、自然と人との関係を取り戻す体験でもあるのです。

 

アースウォーク

 

ルーペを使ってミクロの世界を覗いてみると、普段見ることのない世界に出会えたようです。

 

アースウォークで自然観察

 

参加者たちは、「当たり前にあるものを意識して見ることがなかったので、いい機会になった」

「改めて自然の美しさを感じることができて子どもと一緒に楽しめて感動した」などと話しました。

 

丸太切りに挑戦

 

秋の風を感じながら、里山で特別体験。

森の中で時間を過ごすことで、自然への興味が深まっていったようです。

普段の暮らしの中でも、自然を見たり自然に触れたりすることで、新たな発見に出会えるのではないでしょうか。

 

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー
地球派宣言コーナー(2023年11月1日放送)

SDGs

 

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