【子どもパークレンジャー】生き物の調査や自然を体感するプログラムに密着|地球派宣言

国立公園で自然を守るためにパトロールをしたり、動物や植物について調べたりする自然保護官は「レンジャー」と呼ばれています。

2023年9月、呉市の野呂山で子どもたちが「子どもパークレンジャー」となり、生き物の調査や自然を体感するプログラムが行われました。

 

野呂山「子どもパークレンジャーの生き物大調査」

 

9月16日から2泊3日で行われた「子どもパークレンジャーの生き物大調査」。

環境省の自然保護官・レンジャーと一緒に、生物の多様性を理解し、環境を守る力を育むプログラムです。

まずは、野呂山にすむ様々な生き物の調査からスタート!

そこで見つけたのは、カエルやカタツムリ、さらにはドジョウの姿も…。

 

生き物調査

 

この調査の目的について広島県自然体験活動アドバイザーの菊間さんは「この機会にリアルな自然、特に生き物に直接触れて感じてもらうっていうことが一番大事」と語ります。

 

菊間さん

 

プログラムでは、野呂山に生息する外来生物についても調査。

池の生態系を乱すやっかいものである外来種、アメリカザリガニの捕獲にも挑戦しました。

 

ザリガニの捕獲

 

ザリガニの捕獲

 

捕まえたザリガニは、ただ駆除するのではなく、あとで調理して、みんなで美味しくいただきました。

 

ザリガニを調理

 

翌日には同じく野呂山のやっかいものである害獣のイノシシについても調査。

自分たちの手で解体にもチャレンジし、こちらも美味しくいただきました。

このプログラムでは、イノシシがどういうふうにしてここに来たのか、その責任は生き物にあるのか人間にあるのかを考え、リスペクトを感じて「いただきます」ということが重要だと言います。

 

イノシシを解体

 

子どもたちは、捕まえた生き物を採取し、グループごとに水槽に入れて池の中を再現。

その生態系を観察する中で、「普段見られないものが見られてワクワクした」「水の中でも食物連鎖が起きているんだ」

「必死に餌に食いついてきて生きるために必死なんだ」など様々な気づきがあったようです。

 

水槽づくり

 

プログラムの最後には、3日間の体験をもとに自然に対して自分たちに何ができるのか考え、みんなの前で発表しました。

 

発表会

 

パークレンジャーの仕事は、自然を調査するだけでなく自然の大切さを伝え、未来に残していくこと。

3日間の体験で、子どもたちは生き物との触れ合いを楽しみながら、外来生物や害獣などの環境問題についても学び、それぞれ自分なりの気づきが得られたのではないでしょうか。

 

調査風景

 

水槽づくり

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー
地球派宣言コーナー(2023年10月11日放送)

SDGs

 

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