【竹原市】干潟から広がる野鳥の楽園|地球派宣言

広島県竹原市にあるハチの干潟と賀茂川河口部は、環境省の定める「生物多様性の観点から重要度の高い湿地」のひとつに選定されています。

 

ハチの干潟

 

干潟には、天然記念物のカブトガニなど貴重な生きものが生息。

さらに、この干潟周辺には100種類以上の野鳥が生息しており、貴重な鳥が多くいます。

 

干潟にいる野鳥

 

この干潟の生態調査を行っているのが、広島大学 瀬戸内カーボンニュートラル国際共同研究センターの大塚攻教授と特任助教の近藤裕介さんです。

今回、野鳥観察に同行しました。

 

広島大学 大塚攻教授と近藤さん

 

干潟に現れたのは「ケリ」。

一年中この場所にとどまっており、姿がきれいで人気のある鳥です。

 

ケリ

 

今の季節に見られるのが夏鳥の「チュウサギ」。絶滅が危惧されている希少な鳥です。

干潟に多くいるゴカイを探して食べていました。

 

チュウサギ

 

さらに、干潟から上流へと歩いていると、水辺に「カルガモ」の姿が。

とても敏感なので、人の気配を感じるとすぐ飛び立ってしまいました。

 

カルガモ

 

水辺では「ハクセキレイ」や「イソシギ」の姿も確認できました。

 

イソシギ

 

100種類を超える多くの野鳥を見ることができるのには、理由があります。

鳥がたくさんいるということは、豊富なエサがあるためで、それだけ生物の多様性が高いということ。

さらに、川や池、水田など干潟の周辺に多様な環境が集まっていることが様々な鳥の好みに合っており、100種類以上の野鳥を見られるのです。

 

干潟の野鳥

 

広島大学の大塚攻教授は、

「この豊かな環境は意識して残さないと人間の都合で変えてしまうことが多いので、鳥にとってこの環境がどういう役割があるのかを理解した上で守ろうとする意識に繋げて欲しい」と語りました。

多様な生きものと共存するために、その生きる姿が私たちに大切なことを教えてくれています。

 

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー
地球派宣言コーナー(2023年8月16日放送)

SDGs

 

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