昨季、バスケットボールの天皇杯を制した強豪・川崎から広島ドラゴンフライズに加入した辻直人選手。日本代表に選出された経験を持つ期待の新戦力です。

辻選手―
ワンステップ、ツーステップ選手としてレベルアップしたいという思いがあって。チームとしても上を目指していくっていうところに僕が携わることによって、僕もそうですし、クラブもそうですし、お互いに切磋琢磨して高みを目指している共通のところがあったので、そこにすごく惹かれましたね。

プレーヤーとして更なる高みを目指す辻選手。
得意なプレーは？

辻選手―
やっぱり一番はスリーポイントシュートですね。そこを相手のディフェンスは集中して止めに来るので。そこで僕はシュートが打てないからといって終わる選手ではなくそこから味方に対してアシストをする。ドライブしてそこからパス、アシスト、自分がシュート（を打つ）。いろんなプレーができることが自分の強みでもあるのでそういったところをぜひ見ていただけたら思います。

そんな辻選手について、チームの象徴的存在、朝山選手も期待を寄せます。

朝山選手―
（僕は）キャリアが長いので先輩にも同期にも後輩にもシューターって言えるポジションの人間っていっぱいいたんですよ。
ただ本当に危ないなとか、この選手が持ったらちょっと怖いな、嫌だなって思える選手って数少ないんですよ。
その中の1人（が辻選手）だと思います。

勝利を手繰り寄せるスリーポイントシュートに期待が掛かる、辻選手！
貴重な休日の過ごし方は？

辻選手―
ずっと子供の相手ですかね。

2児の父の顔も持つ辻選手。休日には家族で公園に出かけ、一緒にバスケットボールをプレー！
家族との時間がオンオフのきっかけにもなっているんだとか。

さらに辻選手について、朝山選手には気になっていることが…

朝山選手―
カメラがポンって抜くといきなりスイッチが入ったかのように結構おちゃらけるんですよね。
でもその雰囲気のまんま僕たちと普段接しているかというとそうではないっていう…

果たして、辻選手の本当の顔はどっちなんでしょうか⁉

辻選手―
結構、人見知りなんですよ。
だから僕こっちに来て全員に敬語で（しゃべっていた）。
年下って知ったタイミングでもなかなか普通にしゃべれなくて、いつ普通にしゃべったらいいのかわからなくなって、ずっと敬語でしゃべっていましたね、よそよそしく。

辻選手をはじめとする新戦力を加えた、新生ドラゴンフライズ！
昨シーズン、リーグ最下位からの逆襲を誓います。

辻選手―
ここまでいろんな思いを持ったクラブだと思うので、そういう思いをくみ取って、新規の僕たちもコートで全力を出して勝ちに行きたいと思います。

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』（土曜13：00） 9月25日放送

ライター：藏田　晃裕