アナ直伝 就活面接でイメージ激変!名前の伝え方 #6

広島ホームテレビの伊藤みのりです。

 

これまで多くの大学生に、アナウンスセミナーや就活セミナーで、面接のアドバイスをさせて頂きました。
就活面接で気になることは、挨拶、質問への受け答え、目線、所作などありますが、私が必ず全員にアドバイスすることがあります。

それは、面接の第一印象を決める「自分の名前」の伝え方

あなたにとって一番大切なものがいっぱい詰まった、親からの贈り物「名前」。
その宝をうまく表現していない人が多いのです。

どういうことでしょうか。

 


実は多くの人が、最初に元気に挨拶した後、自分の名前は、音域狭く、低く平坦な声で言っています。
名前を聞いた面接官の第一印象は、「活気がない?」「おとなしい?」となり、残念なことに記憶に残りません。
これでは多くの志望者の中から選ばれ、内定を勝ち取る可能性が低くなってしまいます。

自分に関心を持ってもらうために、名前をどう表現すればよいのでしょうか。

八幡美咲 八幡美咲(HOMEアナウンサー) (C)HOME

 

1. 明るい音で
ドレミの「ソ」から始めるイメージで

 

2. 音の放物線を描く
口角を上げ、音の放物線を描くように上げて、「です」で音を下げます。
やはた みさき です

 

3. 与えたいイメージを意識して
◆爽やかなイメージ
口角や眉を上げ、微笑みながら明るく声を出しましょう。

◆真面目でしっかりしたイメージ
口を縦にしっかり開けて声を出しましょう。
例えばニュースを読むとき、口をしっかり縦に開けると説得力が増すということを、先輩アナから習いました。

 

いかがでしょうか。
もちろん、必ず大学名・学部名も明るくイキイキと伝えましょう!
これだけでも就活面接の第一印象が変わり、面接官の採用のベクトルがあなたに向くはず。
まずは勇気を出してやってみてください!

 

次は、
「会話が続かない時、どうする?」についてお話しします。

 

伊藤みのり
ライター:伊藤みのり(HOMEアナウンサー)
アナウンサー歴35年を経て放送運行、CM考査業務を経験。
現在はアナウンスグループで、番組ナレーション、アナの育成指導を主に担当。

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