売れ残ったパンを捨てない【地球派宣言】
2020.05.22
2022.04.28
食べることができるのに廃棄されそうなパン、いわゆる「ロスパン」。
広島県廿日市市にある手作りパンの店「CORORO」の店主、小六さんは、食べられる物がどんどん捨てられていくのを見て、残ったパンを捨てずにすむ方法はないか調べたところ、ロスパン救済のウェブサイトを見つけました。
ロスパン販売のウェブサイト「rebake」に登録しているお店は約300店舗。
開始から8カ月で、取り扱うロスパンの総量は7.5トンを超えたそうです。
COROROでは、前日残ったパンを凍らせて、購入者に送り食べてもらおうとインターネット販売する事にしました。
(C)HOME広島県尾道市にある、創業100年の住田製パン所。
給食用のパンも製造しているのですが、製造中に何が起こるかわからないため、余分にパンを作っています。
余ってしまったパンは真空状態にして、ロスパン販売のウェブサイトで販売しています。
全国で出る食品ロスは年間643万トン。
売れ残ったパンをどう扱うか。
「つくる人」の事情を、「つかう人」が知ることも大切な事かもしれません。
持続可能な開発目標12番目「つくる責任 つかう責任」。
国際社会全体の取り組みとして2030年までに、世界全体の一人当たりの食料の廃棄を半減させることが目標とされています。
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2020年5月20日放送)