1日300回もエサを運ぶ ツバメの子育て奮闘【地球派宣言】

1日300回もエサを運ぶ ツバメの子育て奮闘【地球派宣言】

毎年、春から夏にかけて日本へやってくる渡り鳥のツバメ。今年は、例年より一足先に繁殖期を迎えているようです。

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ツバメは1つの家に1個か2個の巣をつくるのですが、広島市東区にある、つばめ交通(タクシー会社)の駐車場を覗いてみると、天井に10個ものツバメの巣がありました。
今年は、3月中旬ごろからツバメが巣作りを始めたそうです。

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ツバメの巣が集中しているのには理由が2つあるそうです。
1つ目は、目の前に川があり、エサとなる虫が豊富に生息していること。
2つ目は、タクシー会社には常に人がいて外敵が近寄ってこないこと。

巣の淵に立つツバメが、気になる行動をしていました。
巣の中をしきりに覗き込んで、何かをさけるようにしてそっと座る。
その足元には、生まれたばかりのヒナがいたのです。
小指の先ほどの小さなヒナには、まだ羽根がないため、親ツバメはしばらくの間、ヒナの体温が下がらないように優しく温めてあげます。

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しかし、ゆっくりと子育てができるのは今だけ。
ヒナが成長すると、親ツバメは1日に300回~500回もヒナのためにエサを運ぶそうです。
これから、夏にかけてく飛びまわるツバメたちに注目です。

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(2020年5月6日放送)

 

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