シマウマの“しま模様”は「カモフラージュじゃない」説【地球派宣言】
2021.04.12
2022.04.28
シマウマの生息地はアフリカ (C)HOME
アフリカ サバンナに生息するシマウマ。
野生のシマウマは一夫多妻制。
1頭の雄が複数の雌、その子どもたちとハレムと呼ばれる群れを作って生活をしています。
日本の動物園で最も多く見かけるのが、このグラントシマウマ。
安佐動物公園でも15頭が飼育されています。
さて、シマウマと言えば白と黒の体が特徴ですが、しま模様の理由について、これまで研究が続けられてきました。
「体温調節するため」
「ライオンなどの天敵から見つかりにくくするカモフラージュ」
など様々な説が考えられてきましたが、最近、有力な説として出てきたのが「吸血性の昆虫を寄せ付けないようにするため」というもの。
(C)HOMEアメリカのある研究によると、吸血性のハエはしま模様のある面を避け、色が均一な面への着地を好むということが明らかになりました。
このことから、アフリカに生息する吸血性の昆虫、ツェツェバエやアブの仲間を寄せ付けないために、しま模様となった可能性が最も高いといわれているのです。
安佐動物公園でシマウマの赤ちゃんが生まれました。3月18日にちなんで【ミイハ】と命名。女の子です。
3月に生まれたミイハ (C)HOME生まれて3日もすると、大人に交じって草を食べ始めました。元気でおてんばに成長しています。
安佐動物公園の新たなアイドル、ミイハちゃん。元気に育ってくれるといいですね。
(C)HOME
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2021年4月7日放送)