マダガスカルの不思議な動物たち|絶滅危惧種 キツネザル【地球派宣言】

エリマキキツネザル (C)HOME

どう見てもイヌの横顔。
実はこれ、サルの仲間、エリマキキツネザルです。

アフリカ南東部沖に浮かぶ島国、マダガスカルでは、不思議な動物がたくさん暮らしています。

 

|エリマキキツネザル

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熱帯雨林で暮らすエリマキキツネザルは、晴れた日は日光浴がお決まりです。代謝が低いため、お日様で体を温めてから活動するのです。
高さ30メートルもの木の上で、上を向いて両腕を広げたまま、1時間近く動かないこともあります。

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|ワオキツネザル

ワオキツネザル (C)HOME

ワオキツネザルも毎朝の日光浴が大好き!
ワオキツネザルの食料は、花や葉から昆虫やカメレオンまで。トゲのあるサボテンも器用に食べます。

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大人のメスはとても強く、オスが見つけた食べ物や休憩場所をとりあげたり、オスを脅して、噛みついたりすることもあるそうです。
それは、メスが子どもを育てる負担を軽くするため、という説もありますが、本当はどうなのでしょう。
ついつい人間社会と比べてしまいたくなりますね。

 

 

マダガスカル (C)HOME

キツネザルはマダガスカルに約30種類がいるだけです(2004年現在)。
世界中でこのマダガスカルだけに残ったのは、この島に天敵がいなかったから。
独特の環境がキツネザルを守ってくれたのです。

※地球派宣言アーカイブズ(2004年)より

 

 

広島ホームテレビみみよりライブ 5up!』 
地球派宣言コーナー(2020年10月7日放送)

 

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