絶滅の危機 マダガスカルに暮らすキツネザルの仲間たち【地球派宣言】

マダガスカル (C)HOME

アフリカから400km離れた島国のマダガスカルには、不思議な動物たちがたくさん暮らしています。

闇の中で、夜行性のオオコビトキツネザルに出会いました。体長25cm、体重は300~600g。
木の上に住み、地上3mより下に降りてくることはほとんどありません。

オオコビトキツネザル (C)HOME

 

オオコビトキツネザルの特徴は、冬眠をすること。その期間は、南半球では冬となる7月からの約3カ月間です。
冬眠の前には、たっぷりと栄養をとることが課題。栄養は、しっぽやその付け根、足などに蓄えられます。
冬眠に備え、食料を探し食べ続けなければなりません。

冬眠にそなえエサをパクパク (C)HOME

 

そんなオオコビトキツネザルのお気に入りの散策ルートは、なんと、自家発電の電線。
細い電線の上を器用に走り抜け、闇夜に消えていきました。

細い電線を器用に走る (C)HOME

 

恋人同士のように仲良く毛づくろいをしていたのは、キツネザルの仲間、ヴェローシファカです。

毛づくろいをするヴェローシファカ (C)HOME

 

5、6頭の群れで暮らしていて、キツネザルの仲間でも、特に争いが少なく、温和な性格といわれています。
地上での移動は、横っ飛び!ユニークな格好で横向きに跳ねて移動します。

移動は横っ飛び (C)HOME

 

そんなヴェローシファカも、木の上では鳥のように、華麗に枝から枝へまたジャンプ!
ヴェローシファカをはじめとするキツネザルは、どれも絶滅の可能性を示すレッドデータブックの中に名を連ねています。
原因は、島の80%以上の森を失ってしまったこと。

 

特に熱帯雨林の開発は激しく、1950年~1985年の35年間で島の東部の大きな森は、およそ半分になってしまいました。

開発が進む進む熱帯雨林 (C)HOME

 

自然が奪われていく中で、キツネザルたちも窮地に立たされているのです。
【地球派宣言アーカーイブズ(2004年マダガスカル)より】

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(2021年3月24日放送)

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