なぜ?火山の近くに生息する鳥「ツカツクリ」【地球派宣言】
2021.01.15
2022.04.28
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オーストラリアの北に位置するパプアニューギニア。
噴煙がのぼる活火山のある島国です。
一面を火山灰に覆われた海岸に生息する鳥がいます。
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足の力がとても強いのが特徴のツカツクリです。
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ツカツクリは、パプアニューギニアの自然環境を利用して、卵をふ化させる珍しい鳥といわれています。
一体どうやって卵をふ化させるのでしょうか。
ツカツクリは足を使って、火山灰を掘っていきます。
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見る見るうちに穴は深くなり、体が隠れてしまいました。
その場所を掘り返してみると、そこにあったのは卵。
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火山の地熱を利用して卵をふ化させるのです。
ツカツクリは産卵したあと、卵に一度も触れることはありません。
かえったヒナは、自分の力だけで土をかき分けて外に出ます。
そして、親の保護を受けることなく、自分でエサを探し成長していくのです。
(C)HOME【地球派宣言アーカイブズ(2006年)より】
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2021年1月13日放送)