【広島雑学】広島銘菓「にしき堂」お菓子についたQRコードを読み取ると現れる仕掛けとは?
知っているようで知らない。思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!
今回は広島銘菓「にしき堂」におじゃまして、お菓子に隠された秘密を教えてもらいました。
案内してくれたのはにしき堂の坂本さん。
坂本さん「にしき堂は、もみじ饅頭や和菓子を作っているお店です」。
1951年に創業したにしき堂。
生もみじなど、おなじみの和菓子がたくさんありますよね。
その中のひとつ、新・平家物語はバームクーヘンとあんこを組み合わせた、全国に先駆けた洋風和菓子と言われています。
赤あんは平氏、白あんは源氏を表していて、その2つがひとつの箱に入ることで平和を表現しているんですよ。
坂本さん「これはにしき堂がカレー焼きを販売していた時の写真です。1960年代に広島バスセンターで販売していました。当時は行列ができるほど人気で、三輪車で販売もしていたんですよ」。
カレーが中に入っている「カレー焼き」。
細長い形をしている二重焼きなんです。
2009年には広島バスセンターで、復刻盤も販売されました。
現在は、呉にある「くらや」で食べることができます。
もともとにしき堂のお菓子職人だった、くらやの創業者が引き継いだんだそう。
レシピもほとんど当時のままなんですよ。
坂本さん「これは昨年からリニューアル販売している“もみじやき”です。このお菓子には実は仕掛けがあります。袋の後ろにQRコードがあり、これを読むとあることが起きます。それが一体何か分かりますか?」
ここで問題です!
ひとくちカステラ「もみじやき」。QRコードを読み取ると現れる仕掛けとは何でしょうか?
ヒントはこのお菓子のメインターゲットは子どもたちです!
坂本さん「このQRコードを読むと・・・オリジナル絵本が出てきます。形式通りではなくて、お客様に新しくてワクワクするものを提供したいという想いが込められています」。
ということで正解は「オリジナル絵本が読める」でした。
ミルク味のQRコードを読むとミルクちゃんの物語。
チョコレート味はチョコくんの物語が読めるようになっています。
広島在住の絵本作家・ミヤタタカシさんによって描かれた、この絵本。
「わかちあう」をテーマに作られたんですよ。
パッケージも絵本のイメージをもとにデザインしたそうです。
2種類をくっつけるとつながるようになっていて、かわいいですよね。
にしき堂、知られざる仕掛けに広島雑学認定!
広島ホームテレビ『5up!』(2023年3月7日放送)
「広島へぇ~じゃん」
ひろしまリード編集部
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