【広島雑学】宮島の家やお店に貼られているお札の意味とは?

知っているようで知らない。思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!

今回は世界遺産、厳島神社で有名な宮島へやってきました。

宮島観光ガイドの山中さんに、宮島に関する雑学を教えてもらいましたよ。

 

 

山中さん「これは守り砂です。かつて旅人が道中の無事を祈って宮島の砂を持ち帰るという習慣がありました」。

 

 

こちらが、宮島の新名物・守り砂(まもりすな)。

宮島を訪れた旅人がお守り代わりに持ち帰ったという習わしから作られました。

 

実は、この守り砂、宮島最古の寺院である、大聖院(だいしょういん)で祈祷されているんです。

 

 

無事に旅ができた旅人はお礼に故郷の砂をもって、再び宮島を訪れたという言い伝えがあるんだそうです。

 

 

山中さん「宮島は神の島として、昔の言い伝えや伝説がたくさんあります。ここでクイズです。宮島にはこのお札を張っている家やお店がたくさんあります。一体どういう意味があるか、分かりますか?」

 

 

 

ここで問題です!

宮島の家やお店に貼られているこのお札。一体どんな意味があるでしょうか?

 

 

山中さん「答えは“火事除け”です。宮島では江戸時代に大きな火事がありました。その火事を忘れないために、こうしてお札を張っています。神棚や玄関に張られていますよ」。

 

 

“幸紙”(さいわいがみ)と呼ばれるこのお札。

火事除けだけでなく、厄除けとしても置かれています。

 

 

井戸や台所など、水に関係するところにも張られているんですよ。

年末になると新しいものに取り換え、古いものは年明けに焼くそうです。

 

宮島の習わしに広島雑学認定!

 

広島ホームテレビ『5up!』(2023年3月1日放送)
広島へぇ~じゃん

 

ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください

 

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