紅葉絶景カフェで アメリカンサンド&キャンプグッズ ~広島・廿日市市~
“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
今回、リポーター・大松しんじが向かったのは、廿日市市津田。
紅葉が色づき始めた廿日市の山間部。その川沿いに、若干ポツンとしたログハウス調の店を発見しました。
お店の名前は「ムーンボウ カフェ」。
県内をキッチンカーで走り回っていた中立さんがはじめたお店です。
お店の半分は「野良道具製作所」というアウトドア用品店で、いくつか気になるキャンプグッズを発見しました。
一人キャンプも楽しめちゃう焚火台。お湯も簡単に沸かせる便利グッズなんです。
こうしたアウトドア用品を販売する里崎さんが、4カ月ほど前に中立さんをスカウトしてカフェを始めたそうです。
中立さんは大阪出身で、元鉄道会社に勤務していましたが、体調を崩して、キャンピングカーを改造してキッチンカーでの移動販売をはじめたそうです。
西日本豪雨災害の直後には、ボランティアとして県内の避難所に行き、被災者にコーヒーを提供しました。
避難所でのキッチンカー
最初の出発はキッチンカーでしたが、アウトドア用品店のキッチンが空いていると声をかけられ、カフェを始めることになりました。
カフェには、とっておきのメニューが!
中立さんがロサンジェルスで半年間暮らしたときに食べて感動した、こだわりのサンドイッチです。
こちらはポークとわさびマヨネーズが効いたプルドポークサンド。
アメリカンサンドイッチ「プルドポークサンド」
大阪から広島に移り住んで15年。
移動販売からスタートし、夢だった実店舗をオープンさせた中立さん。新たな挑戦として、障害を抱えた子供たちの作品を店内で販売しています。
子供の笑顔が力の源なんだそう。
のどかな田舎町で見つけたのは、店主の真心と子供たちの笑顔でいっぱい、心あたたまるカフェでした。
■「moon bow café (ムーンボウカフェ)」
廿日市市津田3220
050-3556-8679
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年11月6日放送)
ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。