がん宣告が転機に…地元愛に満ちた地ビールを製造 夫婦が営む隠れ家店(庄原市高野町)

“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
今回、リポーター・大松しんじが向かったのは、庄原市高野町。

田園風景が広がる中に、ややポツンと佇む店の名は、「御津女(みづめ)ビール」。
標高700mの環境をいかし、4年前からビールの原料ホップの栽培を開始。作っているのは三代続いている建設会社です。
店名もビールの名前もとなりの御津女神社にちなんでつけたそうです。

外観

(C)HOME

本業の傍ら、ホップを作り地元愛に満ちた地ビールが完成しました。

御津女ビール (C)HOME

 

ホップの収穫期は7月。オーガニック栽培で、環境にも体にも優しいホップが出来るそうです。

ホップ (C)HOME

 

お店の料理は奥様が担当。若い人に食べてもらいたい、地ビールに合うおしゃれな料理がいただけます。

こちらはアヒージョ。

アヒージョ

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高野産のそば粉を生地に使ったガレットも奥様手作り。

ガレット (C)HOME

 

県北地域でよく食べられているワニ(サメ)を使った料理はなんとナゲットに。いずれもビールによく合うものばかりです。

ワニナゲット (C)HOME

 

ご主人の小西さんがホップ作りに人生をかけることを決意したきっかけは、ご自身への胃がん宣告。

生きているだけで幸せ。時間を大切にし、何かやりたい。

そんな思いから地ビール作りに生きがいを感じ、地域を盛り上げようと活動しています。
そんなご主人の今後の夢は、高野町に醸造所を作ること。その夢は地域の皆さんのあたたかいサポートで、きっと叶うはずです。

 

 

■「御津女(みづめ)ビール」
庄原市高野町岡大内74
0824-86-2080(コニシ工業)
※完全予約制

 

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年10月30日放送)
ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

 

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