呉でうなぎといえばここ!割烹「周(あまね)」脂がのったふっくらうな丼(広島県呉市)

周 外観

広島県呉市中通にある割烹「周(あまね)」。うなぎ専門店ではないのですが、「うなぎの店」として人気です。お店自体は35年になりますが、うなぎがおいしいお店としてよく知られるようになったのはここ10数年ほどだそう。訪れた人の口コミで広がったようです。

アクセス

周へは、JR呉駅から徒歩12分ほど、花見橋のすぐそばです。専用駐車場はありませんが、周辺には市営の駐車場やコインパーキングが点在しているので、車で行かれる方はそちらを利用してください。

周 カウンター席

店内はカウンター席と座敷席があります。入口には消毒液、カウンター席、座敷席にもそれぞれ新型コロナ感染対策がとられているので、安心して利用できます。

周 店内

カウンター席の奥には座敷個室が2室あります。座敷ではありますが、テーブルと椅子仕様になっているので、脚の悪い方でも利用しやすそう。店内はお子様連れでもOKです。

 

うな丼は並と特上の2種類

メニュー表

周は魚料理がおいしい割烹・小料理屋さんです。その中でうなぎのメニューはうな丼(並・特上)の2種類があります。取材に訪れた時はそれぞれ4,950円、5,830円(店内で飲食の場合)となっていましたが、仕入れの状況により値段は変わるとのこと。

丼もののメニューはテイクアウトに対応しています。特に毎年夏の土用の丑の日はテイクアウトを利用されるお客さんが多いようです。

うな丼 うな丼(並)4,950円

店内でいただく場合、うな丼にお吸い物、お漬物がつきます。うなぎといえばお吸い物は肝吸いですよね。この時いただいたお吸い物にもうなぎの肝が入っていました。ただ、お客さんの中には肝を苦手とする方もいるということで、「肝吸いで」と注文があった場合にだけ提供されます。お好みに合わせて、通常のお吸い物、肝吸いを選べます。

うな丼

さて、いよいようなぎです。身はふっくらと脂がのっていて、たれは甘めの味付けで濃くはなく、うなぎのたんぱくさを引き立てるような味です。焼目の香ばしい香りがまた食欲をそそります……!

ぱっと見た感じではご飯の量も多くないのでぺろっといけそうだな、と感じたのですが、実際に食べてみると思った以上にボリュームがあり、おなかいっぱいになります。

うなぎの焼き方は関西と関東で異なりますが、周のうなぎは関西の焼き方。関東では背開きで蒸してから焼きますが、関西では腹開きで蒸さずに焼きます。周のうなぎを食べて蒸しているように感じる方が多いようですが、そうじゃないんですね。

蒸したようにふっくらとしているのは、うなぎ自体が特別だからだそう。周が仕入れているうなぎは、火を入れることでうなぎの身から油が出て、その油で自分の身を焼くんだとか。だから身の中まで炭火焼きと同じような状態になるんです。

蒸してしまうとどうしてもうなぎの旨味まで落ちてしまいますが、直焼きするとうなぎの味を100%あますことなく留めることができます。また、使用するたれは長年つぎたしつぎたし作られてきたものですが、こちらも蒸していないうなぎをそのままつけるので、たれにもうなぎのエキスがそのまま入るからおいしいというわけです。

実は、この特別なうなぎを使うようになったのが10数年前だそう。ちょうどそのころから周のうなぎが評判になったということで、それだけ違うんだなあとよくわかりますね。

うなぎといえば山椒がつきものです。食べる前に振ってしまう方も多いかもしれませんが、お店の大将にうかがうと「できればかけてほしくない」とのこと。

山椒は消化を助ける、油っぽさを消してくれる役割があり、またうなぎ独特の泥臭さを消すためにかけることも多いですよね。単純に泥臭さを気にするのであれば、周のうな丼にその心配は必要ありません。うなぎの味わいと山椒の香りの組み合わせを楽しみたいということでしたら、山椒をうなぎの皮側にかけるのがおすすめだと教えていただきました。こうすることで、山椒の主張が強くなりすぎず、うなぎのおいしさがちゃんとよくわかるんです。

 

周でうな丼を食べるならご予約を

上でも紹介したように、周で使用しているうなぎは特別なもので、その時々によって仕入れ量や仕入れ値は異なります。タイミングによっては売り切れ、ということもあるので、うな丼を食べに行くなら事前予約をおすすめします。

 

店舗情報

周(あまね)
所在地:広島県呉市中通3丁目2-4
アクセス:呉駅から徒歩12分程度。
TEL:0823-24-9091
営業時間:昼の部(11:30~14;00)、夜の部(17:00~22:00)
定休日:第2日曜日、年末年始
席数:25席。宴会最大人数 着席時12名。座敷席あり。

 

※この記事の情報は2022年7月時点のものです。情報は変更になる場合があります。

ライター 東 滋実

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