わずか1時間で完売 海苔の旨み際立つ幻のテイクアウト弁当(広島市中区)
先月オープンしたばかりの中区八丁堀にある「くろべん」。
1日100食限定でお弁当を売っている今大人気のお店をご紹介します。
◇ くろべん
くろべんは、実は黒田海苔店直営の、のり弁専門店。
「のりの良さを広められたらと思って。」そう語るのは、くろべんの半澤さん。
1日100食限定のお弁当は、開店わずか1時間で完売するという大人気店なんです。
すし店や割烹料理店でも使用する、あおさ入りのりを使用。
お弁当の最初、容器にだし醬油を塗り、その上にご飯、次にまただし醤油、ご飯、かつお節、最後にあおさが入った焼きのりを乗せます。3層になっているのが特徴です。
おすすめは、鱈の西京焼きのお弁当。
鱈西京味噌焼きのり弁(890円) (C)HOME
鱈は塩麴(しおこうじ)と西京味噌で48時間つけています。
麹を使うことで、自然な食材のうま味をだすことができるんだそうです。
遠火でじっくりと鱈を焼き上げ、ほろほろでとても柔らかい食感にしています。
また、のりの味わいをしっかり感じてほしいという思いから、すべての弁当に追いのりが付いているので、お好みでかけて楽しむこともできます。
さらに、インパクト大のお弁当も。
それが、こちら。
サバの半身が頭までまるっと入った「鯖うす塩焼のり弁」。
半澤さん曰く、「目の周りまでおいしいので、まるっと入れました。」とのこと。
塩麴で味付けし、こちらも遠火でじっくり焼いています。
身がふわふわ、かつ塩加減も絶妙、ボリューム満点で食べ応え抜群です。
この他にも、販売30分で売り切れる幻の大人気弁当がこちら。
ランチのり弁(680円) (C)HOME
ランチのり弁は、平日限定20食。
野菜、お肉など、およそ8種類のおかずがのったお弁当です。
このお弁当に一緒に付いているのが、みそ汁…ではなく、ほうじ茶で作ったかつおのだし。
ご飯、卵、鮭を少し残して、最後にこのだしをかけて、お茶漬け風に楽しんでもらえたら、ということで、だしが付いているんです。
「のりという食材は、イノシン酸・グルタミン酸・グアニル酸をあわせ持つ、奇跡の食材。
もっと多くの人にのりのおいしさを伝えたい。」半澤さんはそう語ります。
コロナ禍の今だからこそ、体にやさしい、おいしいお弁当を味わってみてはいかがでしょうか。
===
くろべん
広島市中区八丁堀13-22
Tel:082-863-7477
※9/23までは、Tel:090-4563-3416(予約・問い合わせ 9:00〜14:00)となります。
営業時間 11:30~ 無くなり次第終了
===
広島ホームテレビ『5up!』(2021年9月16日放送)
ライター:神原知里
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。