日本人初の金メダリスト 広島出身 織田幹雄さんの生涯を知る記念館

去年4月、海田町にオープンした織田幹雄記念館。
ここでは日本人初、アジア人初の金メダリスト、織田幹雄さんの生涯を紹介しています。

織田幹雄記念館 織田幹雄記念館 (C)HOME

 

こちらの記念館では現在、期間限定で、前回の東京オリンピックで使用された品々も見ることができるんです。

織田さんは1928年のアムステルダム大会で、陸上の三段跳びに出場し、見事優勝しました。
館内には金メダルのレプリカのほか、毎日の体重や記録が細かく書かれた織田さんのノートなどが展示されています。

1928年アムステルダム大会「三段跳び」金メダルのレプリカ 1928年アムステルダム大会「三段跳び」金メダルのレプリカ (C)HOME

 

織田さんは走り幅跳びや、高跳びの選手としても活躍しました。
当時、身長155センチだった織田さんは、走高跳(はしりたかとび)で自分の身長を超える157センチのバーを、わずか1週間、さらに「はさみ跳び」でクリアしました。

自分の身長を超える157センチのバーをクリア 当時、自分の身長を超える157センチのバー (C)HOME

 

織田幹雄記念館の大西玄起さんは、
「織田幹雄さんは「精進」「世界人となるべし」など、数々の言葉を残されています。言葉を感じ、もう少し頑張ってみようと思っていただけたら」といいます。

織田幹雄さんの数々の言葉が残されています 織田幹雄さんの数々の言葉が残されています (C)HOME

 

偉人が残したことばや数々の記録。
広島でもオリンピックの感動を感じられます。ぜひ足を運んでみては。

 

■織田幹雄記念館
広島県海田町中店8-24
082-822-7373
午前9時から17時
無料

 

 

広島ホームテレビ『5up!』(2021年7月30日放送)
「ググッと瀬戸内」
過去の動画がご覧いただけます(YouTube「HOME広島ニュース」)

ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

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