STU48矢野帆夏＆沖侑果「青いお好み焼き」開発に挑戦　(C)HOME

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドル「STU48」。
矢野帆夏＆沖侑果は、広島が誇るソウルフード“お好み焼き”が大変なことになっていると聞き、調査へ向かった。（「せとチャレ！STU48」2021年7月8日放送）

 

広島県内〇〇焼き増えすぎ問題　(C)HOME

 

「〇〇焼き増えすぎ問題」

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その内容は、「〇〇焼き増えすぎ問題」だ。
実は、各地域オリジナルのお好み焼きが、数年前から広島県内に増え続けているという。
B級グルメとして定着しているものから、あまり知られていないものまで、その種類は幅広い。

なぜ、お好み焼きのレパートリーがここまで増えたのだろうか・・・
ゲストのボールボーイ佐竹さんと共に、地域で特色が違う広島のソウルフード“お好み焼き”事情を学び、番組オリジナルのお好み焼き開発にチャレンジすることになった。

 

お好み焼き類型は「活用型」と「開発型」

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情報通として登場したのは、お好み焼きアカデミー理事・細井教授（広島経済大学）。
年間300枚食べるというお好み焼き博士に最新事情を聞きながら、県内の絶品お好み焼きを食べ比べすると、その奥深さを痛感した。

博士曰く、〇〇焼きを大きく分けると「活用型」と「開発型」。
まずは、元々地域で食べられていたお好み焼きに名前を付けたものが「活用型」のお好み焼き。

具体的な例をあげると、三原焼きは、鶏モツを入れるのが特徴。
地域に養鶏場が多く、鮮度の良いモツが手に入りやすく、お好み焼きに入れて親しまれてきたという。
呉焼きは、軍港で造船職人が手早く食べられるように作られ、細うどんと半円形が特徴。
尾道焼きは、砂肝と尾道発祥といわれている“イカ天”が入るらしい。
尾道には、全国のイカ天メーカーが半分近くあり、昔から尾道で愛されてきた味だ。
その他、備後府中焼き・いんおこ・・・などなど。

 

砂肝とイケ天入りの尾道焼き　(C)HOME

 

食べ比べの権利を勝ち得た沖ちゃん（沖侑果）は、試食の感想を目力で表現していた。
どうやら、美味しすぎて言葉が出なかったようだ。

美味しすぎて笑みがこぼれるSTU48沖侑果　(C)HOME

 

そして、地元の特産を使って、近年誕生したニューフェイスが「開発型」。

庄原市が開発した庄原焼きの特徴は、麺の代わりに庄原産のお米を使用。
ピリ辛な麺とソースが特徴の三次唐麺焼きや、竹原の酒蔵で作った酒かすや日本酒を生地に練り込んだ「純米吟醸たけはら焼き」、世羅町で育ったトマトをふんだんに乗せた「せらの恵み焼き」、さらに、熊野町の特産黒大豆を使っているのが「ふわふわ納豆焼」など。

活用型も開発型も、それぞれ地域の特色を、具材や作り方に特徴として落とし込み、地域活性化のために「○○焼き」が増えていったことが分かった。

 

細井教授オリジナル「細井焼き」はイカ墨入り　(C)HOME

 

オリジナルお好み焼きを開発

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麺にイカ墨、具材にゲソが追加された博士オリジナルの「細井焼き」があると聞き、ほのたん（矢野帆夏）と沖ちゃん（沖侑果）は、番組オリジナルのお好み焼き「せとチャレ！焼き」のイメージを膨らませた。
SNSで映える青色グルメの流行に乗り、「青いお好み焼き」を開発するほのたん（矢野帆夏）は、抜群のヘラさばきでセンスを発揮した。
青のテーマは、瀬戸内海。青い食用色素で海を表現するため、生地に青色を投入する。
用意した具材は、キャベツや豚バラを使ったスタンダードなものだが、ここで終わるはずがない・・・
企画最大のポイント「海」は、仕上げの青いメレンゲで完成だ。

 

テーマは瀬戸内海！青いお好み焼き開発　(C)HOME

 

青いメレンゲは、トッピングの「青ネギ増量」のようなイメージで、てんこ盛りに。
その“海”の上に、ネギで島々を描き、マヨネーズで“雲”を表現した。
まさにオリジナルだが、試食する気も失せるほど、パンチ力のある見た目だった。

 

STU48沖侑果とボールボーイ佐竹の試食タイム　(C)HOME

 

しかし意外にも、「ふわふわで、食感も味も良い」という高評価を得て驚く一同。
試食を終えた博士からは、「美味しい！目をつぶって食べたらね・・・」というスパイスが添えられた。
「お好み焼き」は、好みの具材を楽しんで焼くというのが醍醐味で、可能性は無限だと心躍る企画だった。
おうち時間の楽しみに、旬な食材を使って、オリジナル焼きを一つ増やしてみよう。

次回（2021年7月22日放送）は、ついにMC「MiKER!」6人が全員大集合！大自然で遊びつくす女子キャンプを決行します。

 

 

■番組情報はこちら
『せとチャレ！STU48』木曜 深夜0時15分放送

ひろしまリード編集部