【カープ】北別府氏が誠也・森下らを後半戦巻き返しキーマンに指名!

反撃の狼煙を上げるためのキーマンはどの選手?

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』では、セ・リーグ5位で折り返したカープの後半戦巻き返しを熱願。
佐々岡真司監督による前半戦の総括と、HOME野球解説の北別府学氏が予想する後半戦の投打のキーマンを紹介した。

※データはすべて2021年7月17日O.A.時現在 ※以下、敬称略

佐々岡真司監督 佐々岡真司監督 ©広島ホームテレビ

前半戦が終わって5位。借金12を抱えるカープ。
佐々岡監督は「投手野手両方で期待している選手がまわらなかった中で、厳しい戦いが続いたし期待に応えられていないと思っている」と振り返った。

 

5月中旬には新型コロナウイルスの集団感染でチームの主力が大量に離脱する中、若い選手が躍動。
若手が存在感を示したことをプラスに考えながら、巻き返しを狙う後半戦。
「いろんなミスを、走塁面にしても1点を取れない所を反省しながら、練習と試合をもう一度見直す期間でもあると思う。ピッチャーは、攻撃がリズムよく入れるように先発が試合を作る。先制して逃げ切れる。そういう戦いをしていきたい。まずは一つずつ借金を減らす。当面は借金ゼロ目標」と指揮官はビジョンを語る。

 

北別府氏が後半戦のキーマンにあげるピッチャーは森下暢仁(まさと)と栗林良吏(りょうじ)。

森下暢仁投手 森下暢仁投手 ©広島ホームテレビ

森下は「昨年の新人王という実績を持っている。2年目のジンクスで、球が切れないとか、シュート回転するとかの症状が出るかなと思っていたら、意外と出ていない」と称賛。
栗林については「抑えが通用しなくなると計算ができなくなる。今はボールが浮いていても、たまたま振ってくれているが、スピードが落ちてくると見極められる。最後の1点を守る栗林の登板は安定しないと怖い」と修正ポイントを指摘した。

 

野手では鈴木誠也、坂倉将吾、林晃汰をあげる。
鈴木は「前半の状態の悪さが得点不足につながった。オールスター前の4試合は打っている」と、鈴木のあたりが出てきたことが4連勝につながったと分析、鈴木のバットに期待をかけた。

鈴木誠也選手 鈴木誠也選手 ©広島ホームテレビ

また、「坂倉は昨年の経験もあるので、だいぶ慣れてきた。ホームランもあり、レフト方向への打球もあり、中心打者になってきた」。
さらに林については、名前も知らなかったと明かし、「こんな早くに活躍するとは。変化球にもついていけるし、場面によっての対応ができる選手。将来楽しみな長距離打者になるのではないか。いや将来ではなく後半戦からも楽しみ」と期待を寄せる。

 

4位の中日とは1ゲーム差。キーマンたちの活躍で後半戦はどんな巻き返しを見せてくれるのか、期待が高まる。

 

 

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 2021年7月17日放送
ライター 湯谷葉子

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