蒸し暑さを吹き飛ばせ!氷彫刻&夏グルメで“涼”を全力体感 STU48
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドル「STU48」。
矢野帆夏&沖侑果は、寝苦しい夜が続く日にピッタリな“ひんやり”を届けるチャレンジを行った。
ゲストを迎えて瀬戸内の涼を全力で体感する姿を紹介しよう。(「せとチャレ!STU48」2021年7月1日放送)
STU48沖侑果・矢野帆夏が氷彫刻にチャレンジ (C)HOME
見ているだけでマイナス5度を体感できるという噂の「氷彫刻」にチャレンジすることになり、広島で創業60年以上を誇る老舗氷店を訪れた。
案内してくれるのは、己斐製氷の池田さん。
ここの床下は、水を張ったプールになっているそうで、早速眠っている氷を見せてくれるという。
そこは不思議な空間で、その場に立っていても全く冷たさを感じないが、その床に敷き詰められた蓋のようなものを動かすと、急に出現するマイナス6度のプールに驚き、ほのたん(矢野帆夏)沖ちゃん(沖侑果)から歓声があがる。
床下に氷の世界・・・はしゃぐ沖侑果 (C)HOME
簡単にいうと、クーラーボックスでドリンクなどを冷やす時に、氷水を入れ冷やす方法に似ている。
マイナス6度のプールに水を張った容器をつけて4~5日かけて凍らせているらしい。
氷の世界に大はしゃぎする3人は、「氷を触ってリアクション対決」を勃発させるが、結果は惨敗・・・
意図していなかった「冷たい現場の空気」を不本意に作ってしまった。
密度の高い透き通った氷が登場する (C)HOME
気を取り直して実際に出来上がった氷を目の前に出してもらうと、それは飛び上がるほど感激の瞬間だった。
1本のサイズは、およそ135キログラムで、かき氷に換算すると800杯も作れる大きさと聞き、“ひんやり”したところで、ここからが本番。
密度の高い透き通った氷は、かき氷やロックアイスにもピッタリで、雑味がないものだと実物を見ていると分かる。
この氷だからこそ、より美しい氷彫刻になると考えた池田さんは、氷彫刻家なのだ。
きっかけは、氷は冷やすだけの脇役仕事が多い中、やりがいが欲しいと思ったから。
氷の彫刻は、時間との勝負でドリルと感覚だけで進める。
その手つきはまさにアーティストだった。
作業開始から10分あまりで池田さんが完成させた彫刻は、涼やかで美しい時間を届けてくれた。
左から:沖ちゃん作「美しい花には毒がある」・ほのたん作「ハワイアンな花」 (C)HOME
新たな氷の可能性に挑むチャレンジのテーマは“花”。
初めてのドリルに緊張する2人は、形にしようと挑み続けてなんとか完成。
初めてにしては、なかなかの出来栄えだった。
夏にピッタリ「小豆島手延べそうめん」を氷の器でぜい沢に (C)HOME
続くチャレンジは、瀬戸内の涼をお取り寄せして厳選グルメを懸けた戦いが始まる。
自宅でも涼を感じて楽しんでもらえるようなグルメを厳選し、お取り寄せしたのは夏にピッタリの伝統食・香川県小豆島の「小豆島手延べそうめん」だ。
対戦ゲームは、夏祭りなどで子どもたちに大人気の氷柱宝さがし。
好きなオモチャめがけて水鉄砲をピンポイントで打ち続けることが勝利の鍵となり、勝者となったほのたん(矢野帆夏)沖ちゃん(沖侑果)の2人は、己斐製氷さん特製の氷の器でぜい沢にそうめんを堪能した。
瀬戸内“最恐”の怪談師が語る恐怖体験 (C)HOME
最後は、身の毛もよだつ涼体験として、四国の怪談師・恐怖新聞健太郎さんにリモート出演してもらい、本当にあった怖い話を聞くことになった。
怪談王決定戦の中四国大会で優勝する瀬戸内“最恐”の怪談師が語るのは、知人が廃病院で彼女に仕掛けたドッキリ肝試しで、背後から怯えた彼女の声で抱きつかれたのが、実は彼女じゃない上半身だったという心霊恐怖体験だ。
実話というから恐ろしい・・・内容もさることながら、語り姿や雰囲気の不気味さで芯から涼を体感した。
今回は、瀬戸内の涼が3つ用意された。
ゲーム中は熱くなるシーンも多かったが、どれも見ているだけで“ひんやり”する感覚を得られる効果的なチャレンジだった。
透き通った美しい氷の器でそうめんを食べていたご褒美タイムの瞬間は、正直うらやましい感覚が勝った気もする。
あれは、夏にやってみたい夢の一つだ。
次回(2021年7月1放送)は、ウワサの青いグルメを開発!お好み焼きを調査し、その奥深さを追求する。
■番組情報はこちら
『せとチャレ!STU48』木曜 深夜0時15分放送(7月1日は深夜0時25分から)
ひろしまリード編集部