“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ！
リポーター・大松しんじが向かったのは、広島市南区似島町。
島で唯一の宿泊施設で、瀬戸内の新鮮な海の幸が食べられる「瀬戸内 高見亭」。
笑顔が絶えない高見さんご家族が営んでいます。

瀬戸内　高見亭　(C)HOME

 

目の前に瀬戸内海が広がる「高見亭」。
花や木の名前を付けた部屋が７部屋あり、泊りだけではなく、日帰りで食事もできます。

 

お部屋からの風景　(C)HOME

 

民宿を始めたきっかけは、ご主人の事故。
当時、小学校２年生の息子さんと、介護の必要なご主人を抱え、家族のために始めたそうです。

それから、家族を養うために、なんでも一人でやってきた女将さん。
東京の大学に進学した息子の英治さんに、跡を継いでほしいと頼んだそうです。
１度は断った英治さん、しかし、親孝行をしたいと、お嫁さんを連れて似島へ帰ってきてくれました。
今は息子さん夫婦と幸せに切り盛りをしています。

いまは、コロナの影響で、宿泊のお客さんはとらず、お昼の定食だけでがんばっている「高見亭」。
瀬戸内の幸を贅沢に使った「お昼の魚定食」がいただけます。

 

お昼の魚定食 5,500円（１人前）　(C)HOME

 

メバル・アジ・タコ・ウニ・赤貝など、一人前とは思えないほどのお刺身に、人気メニューのメバルの煮付け。
魚は英治さんが釣ってきます。

 

(C)HOME

 

そして、女将さんが畑で作った野菜の天ぷらなどボリューム満点！
なんだかホッとする、とっても優しくて美味しい味なんです。
それは、女将さんのお母さんから代々受け継がれている高見家の味。

 

(C)HOME

 

お客さんを喜ばせたいという一心で、宴会の時には特別なサービスも。
それは・・・「北国の春」を歌うと女将が踊ってくれます。他の歌では踊らないんだそうですよ。
女将さんの踊りが見たい方は「北国の春」を歌ってみてください。

 

(C)HOME

 

これまで、家族がいることで頑張ってこられた。家族の仲がいいことが幸せ、という女将さん。
この後は、若い2人に任せてこれからも続けていって欲しいと願っています。

 

(C)HOME

 

家族のために命懸けで続けてきた大切な民宿「瀬戸内　高見亭」。
笑顔が絶えない、あったかい空間です。

 

■瀬戸内　高見亭
広島市南区似島町1630
電話 082-259-2408

※昼の魚定食：完全予約制〔4名様からの予約となります（3名以下は要相談）〕

 

 

広島ホームテレビ『５up！』(2021年6月25日放送)
ひろしまリード編集部
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