火曜深夜にお引っ越し!熱烈鯉党が今季の楽しみ方を大公開 【カープ道】
今年10年目に突入した広島ホームテレビ『カープ道』。今回はO.A 日が水曜深夜から火曜深夜に引っ越しをした記念すべき回にもかかわらず、前回と同じメンバーで、マイペースにカープを語る。ゲストはフリーアナウンサーの佐久間むつみさん、ボールボーイ佐竹さん、ゴッホ向井さん、榮真樹アナの熱烈鯉党。取材で選手たちと深く関わる面々が、今季のカープの楽しみ方を初出しエピソードも交えて披露する。
※データはすべて3月12日収録日現在

まずはニューフェイスの素顔を紹介。榮アナは、「ドラフト3位ルーキーの岡本駿投手は投手をやり始めたのが大学に入ってから。おまけにツーシームというボールを投げていたが、大学時代は封印。それをプロに入って投げてみたら“プロで通用する”ということになって多投。オープン戦で6戦連続無失点。魔球ツーシームで即戦力候補」と話すと、佐竹さんは「岡本投手(甲南大)の卒業論文のテーマは“カープの経営史”。球団史を知った上で入団した」と付け加えた。

佐竹さんが話すのは、期待の長距離砲・ドラフト4位ルーキー渡邉悠斗選手について。「すごい体格で将来の4番候補と言われている。誕生日が七夕の7月7日。姉も同じ誕生日で、家では一緒に誕生日会をするが、渡邊選手はイチゴが苦手なので、姉用にイチゴのケーキ、渡邊選手用にチョコレートケーキの2つのケーキが用意される」と家族ネタを披露する。

佐久間さんは「日本ハムから新加入した鈴木健矢投手は、メジャーリーガー大谷翔平選手と山本由伸投手を持ち合わせる。大谷選手も鈴木投手も体が柔らかい。だから新庄剛志監督は鈴木投手にアンダースロー転向を勧めた。そして、山本投手も鈴木投手も、逆立ちからブリッジする“逆立ちブリッジ”ができる。2つを持ち合わせた投手」と、持論を炸裂させる。

ゴッホさんは、「背番号120の育成右腕・杉田健(たける)投手は、今季中には支配下登録を勝ち取って、一軍での先発を期待する逸材。入寮の時、大好きな乃木坂46の岩本蓮加さんのグッズを持ち込み、昨季はグローブに好きな曲名“トキトキメキメキ”と刺繍を入れたほど。しかし今季は言葉も文字もグローブに入れず、1年間本気で野球に集中するためにオタクを卒業した」と話す。

初出しスクープとして、榮アナが披露するのが「(ドラフト2位ルーキー)佐藤柳之介投手のユニフォーム姿に注目。赤いベルトが隠れている。投げる時に袖が引っかかる等、違和感があるので、“ダボっと着たい”からと、大きめのユニフォームをあえて発注している。ルーキーからそういうこだわりがある、自分の体のことや投球フォームの特徴など全部把握してプロ入りした」と感心する。ゴッホさんは「アドゥワ誠投手は、ミリ単位で背が伸び続けている。公式プロフィールは196センチだが、実は198センチ」だと明かす。佐久間さんは「秋季キャンプでお馴染みの坂道ダッシュで、忍者と呼ばれる矢野雅哉選手と同タイムで走ったのが遠藤淳志投手。走力にも期待」。佐竹さんは「新外国人のS.ファビアン選手はドミニカ出身。日本に来て美味しかったのはチャーハンだという。また16歳から生やし始めている顎ヒゲは、1回も剃ったことがない」と、得意の取材ネタが飛び交った。


続いては、ペナントレースを大妄想。佐竹さんは「常廣羽也斗投手の新人王。先発ローテーションに入り、2桁勝利」。ゴッホさんは「広島市と北広島市の行き来。カープがリーグ優勝し、CSも勝ち上がり、日本ハム(本拠地が北海道北広島市)と日本シリーズで対戦を期待。2016年、25年ぶりリーグ優勝して、そのまま日本シリーズで出た時の対戦相手が日本ハム。リベンジを期待したい」。佐久間さんは「昨年、防御率1.86で6勝6敗の大瀬良大地投手。今年こそ、(打撃も)援護して大瀬良投手登板試合は全試合勝って優勝する」。榮アナは「大瀬良投手、2年連続のノーヒットノーラン達成。3回のノーヒットノーランを達成した外木場義郎氏も背番号14。背番号の系譜が受け継がれていく」と胸を躍らせる。

マツダスタジアムは芝生が9年ぶりに全面張り替えされ、照明設備も新たにLEDに変わり、球場演出もより盛り上がる今季。『カープ道』ファミリーが勢揃いして撮った、パロディーのリレー映像「それ行け!カープ」がバックスクリーンに流れる日を夢見て、番組を〆た。

広島ホームテレビ『カープ道』(火曜深夜) 2025年4月1日放送
ライター 湯谷葉子