春の訪れを感じさせてくれる花「梅」【地球派宣言】

広島市植物公園の日本庭園では今、「しだれ梅」が見ごろを迎えていました。
淡いピンクの花を咲かせるしだれ梅の正式名称は、『藤牡丹枝垂れ(ふじぼたんしだれ)』といいます。
近づくと、上品な甘酸っぱい香りが漂ってきます。
園内にあるしだれ梅は、年月をかけて樹形を作りあげてきました。
例年だと、3月中旬ごろ満開になるのですが、今年は暖冬の影響もあり、2月末ごろには満開になりました。

梅にはいろいろな品種があります。
『思いのまま』という名前の梅はちょっと変わっていて、白い花びらの中にピンクの花びらが一輪咲いているのです。環境や樹勢によって、毎年、花の色がかわるのだといいます。

通常、梅の栽培目的は、花を観賞するためか、果実を実らせるためか、どちらかに分かれますが、『白加賀』という梅は、白い花びらを咲かせ、果実も実らせる、両方が楽しめる珍しい品種なのです。

梅と、同じく今が見ごろの桃には共通点があります。
それは、果実に青酸系の毒を持っているということです。未成熟の実は毒性が強いのですが、完熟すると弱くなります。また、アルコールや塩分、天日干しの熱によって、酵素が失活することでも、毒性は低下します。

梅の香りに寄り添う小鳥たちのさえずりもまた、春を感じさせてくれます。

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(3月4日放送)

 

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