STU48が語る「アイドルは多様化の時代」次なる道への秘策
瀬戸内7県を拠点に活動するアイドル「STU48」が贈る「せとチャレ!STU48」は、プロの極意を習得するため大人気の職業を体験する。
MCは、STU48矢野帆夏・信濃宙花「ほのたん&そらは」が担当。
ゲストのメンバー(山口提樹・潮圭太)と共に「声優」に挑戦した(2021年5月20日放送)。
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アニメの躍進で大注目のお仕事だが、声優になるには何が必要なのか。
現役の声優で指導歴10年以上のベテラン講師に、その極意を教わるため動き出す。
すぐにでもオーディションの合格を目指すSTUは、立ち方や姿勢でキャラクターの声が変わることを教わりながら、そのキャラクターに命を吹き込むアフレコ体験にチャレンジすることに。
STU48矢野帆夏 (C)HOME
ほのたん(矢野帆夏)いわく「アイドルは多様化の時代」。今後活躍の場をさらに広げるべく、様々な職業に挑戦して各業界へ売り込んでいくことを目論んでいるらしい。
「色々な関係のオトナたちがこのチャレンジを見れば、次の仕事につながる!」という“あわよくば”の精神で、番組を踏み台にスキルアップを目指すようだ。
STU48信濃宙花 (C)HOME
そらは(信濃宙花)の声は、“声優っぽい”と幸先のよいスタートだが、セリフ読みは、自分なりにキャラクターを想像して演じるため素人にはとても難しい。
「ゆっくり読む」「心境を・・・」など、先生からアドバイスを受けた2度目のチャレンジでは、スピードを少し落とすだけで言葉が乗りやすくなったことを実感し、心情を推測して細かくイメージすることでリアルに演じていた。
アフレコに挑戦した作品 (C)HOME
本格的なアフレコに挑戦した作品は、生贄に差し出される少女と、彼女を助け出そうとする少年の物語。
アフレコ現場では、マイクの高さを自分で変えられず、少数のマイクに大勢の声優が入れ替わりで収録していくらしい。
低いマイクに向かうこともあるため、上半身は力を抜くと声が出しやすいというプロのテクニックがあり、先生のお手本を見ると、その立ち方や姿勢が独特なことに気づかされた。
アフレコに挑戦中のSTU48 (C)HOME
プロの技術を目の当たりにして上達していくそらは(信濃宙花)とは対照的に、ほのたん(矢野帆夏)は、なぜかアフレコでセリフがラッパー口調になり、笑いをこらえるのに必死な場面も。
「もう少し学べば、仕事は来るだろう」と先生から渡されたのは、太鼓判ではなく来年度の入学募集要項だった。
まだまだ学びが必要なレベルだと悟るが、芝居上手になり、セリフからキャラを想像して読むスキルやアフレコの即戦力を身につけることができれば、このチャレンジが今後何かのお仕事につながるかもしれないと、期待に胸が膨らむ。
今回、アフレコ体験を通じて、画面の奥に隠された声優の極意を垣間見る中、「誰がどこで見ているかわからない!」という意識でステップアップを心がけるSTUの姿は、番組MCとして、瀬戸内の魅力を届けるアイドルとしても、とても誇らしかった。
超絶パフォーマンスにチャレンジするSTU48 (C)HOME
次回(2021年5月27放送)は、超絶パフォーマンスにチャレンジする。“72分”という限られた時間内で世界の技を習得できるか、挑戦はつづく。
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『せとチャレ!STU48』木曜 深夜0時15分放送
ひろしまリード編集部