目隠し（通称：覆麺）をして感覚を研ぎ澄まし、至高の一杯を調査する「ひろしま覆麺調査団」。

今回は、元広島東洋カープの中田廉さんをお迎えし、“この夏に食べたい麺”を調査します。

 

ひろしま覆麺調査団＝＝＝
【麺バー】
・てつじ（シャンプーハット）
・池田裕楽（STU48）

【見届け人】
・まつはましん
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【ここはブルペン！】

「中田麺ですよね？」ロケ開始からてつじのボケが炸裂します

 

広島市の中心地・八丁堀から“覆麺”をしてお店に向かいます。

お店に向かうところから気分を高めていくことが大切と中田さんに説くてつじ。

「登板と一緒やで！ここは今ブルペンやから！」

 

「マウンドまでと一緒の距離かも……」納得する中田さん

 

お店に到着。

 

「高級感のあるラーメンを出すお店？」お店の扉からも考察をする麺バー達

 

「（店内は）中華っぽい匂いがする」と中田さん

 

「いらっしゃいませ！」

複数の人の声に、

「お弟子さんがいるお店？」とてつじ。

「二人とも大将です」（店主達）

 

今までにないW大将のお店

 

【覆麺調査団で聞き覚えのある質問】

調理をする前に、聞き覚えのあるあの質問。

「1～10の好きな数字は？」

「7で！」（中田さん）

「5で！」（池ちゃん）

てつじが初参戦の中田さんに物申します。

「なにビビッて7って言ってるの？」

 

中田さんに発破をかけるてつじ

 

「じゃあ10でお願いします！」（中田さん）

「俺は2や」（てつじ）

 

10を注文する方もいるようですが、お店は低い数字からのオーダーを推奨しているそう

 

【調理開始】

数字が決まったところで調理開始。

 

中華鍋で何かを炒める音がしたため、焼きそばの可能性を考え始める麺バー達

 

「山椒のにおいしない？」（中田さん）

「しました！……ん？ニンニク？」（池ちゃん）

 

山椒の後にニンニクの香りを感じた池ちゃん

 

中華鍋で何かをあぶっている音がすると話す麺バー達。

 

あぶっている音と香りの変化に気づく

 

麺が茹で上がり、水で洗う音が聞こえます。

「今、麺しめてる？」（てつじ）

 

てつじ、正解。麺をしっかり冷やしています

 

「なんだか四川の香りがする」とてつじ。

「中華のにおいがしますよね」とうなずく中田さん。

 

そして、選んだ数字に合わせて調整する段階に入ります。

「『10！？』って言ってたんで、なかなか10は出ないんじゃないんですか？」とビビり始める中田さん。

「お店としては、最初から10辛は……」

 

店主、うっかり！「今、辛って言いましたよね！？」一言一句聞き逃さない覆麺調査団

 

【実食するも「スープがない！？」】

完成した一杯

 

いざ、実食！

 

数字が辛さであることをもはや隠そうとしない店主

 

「中華で嗅いだことがある山椒のいい香り。香りの花が咲いている」（てつじ）

「素晴らしい表現」（店主）

「スープが……。スープ入れ忘れてますよ！？」（てつじ）

 

スープを飲むことができず困惑するてつじ

 

「これ、麻婆丼？」（池ちゃん）

 

香りから麻婆ではないかと推察する池ちゃん

 

10辛でオーダーをした中田さんに異変が。

「食べた瞬間に鼻にとおる辛さ。一口で舌が痛い！」

 

「初球で満塁ホームランを打たれた」と中田さん

 

「口がビリビリ！」

5辛でもしびれる辛さだと話す池ちゃん。

 

5辛でも相当辛いようです

 

「ホルモン入っている？牛ホルモンの麻婆豆腐かな。辛いけど次にうまさがやってきて、もう一口食べたくなる」

辛いだけの麺じゃないと絶賛するてつじ。

 

自家製のラー油と豆板醬がうまさの秘訣

 

「大将、卓上にあるこういうのもあるんですけど」

卓上にある特製煮干酢を見つけたまつはましん。

「辛さよりも食べやすさが増します」（店主）

「分かった！酢だ！酢！酢欲しい！」（中田さん）

 

必死に酢を欲しがる中田さん。「酢を入れるとちょうどまろやかになっておいしい」

 

【店主と“ご対麺”】

店主2人とご対面

 

今回、調査に訪れたのは中区鉄砲町にある「神鳴りて鸞（らん）は舞う」。

広島では珍しい麻婆麺専門店。

麺バー達が食べたのは、「ホルモン汁無し麻婆麺 冷やし」（1,200円）。

気になる辛さの差は、唐辛子の種類でつけているそうです。

1～5辛は韓国唐辛子、6～8辛はバーズアイ、9・10辛はギネス認定された唐辛子、キャロライナ・リーパーを使っています。

 

辛さの正体は3種類の唐辛子

 

香りを大切にして麺を作っているという店主

 

【覆麺クイズ】

店主の鈴木将史さんは、もともと四川料理人。もう一人の店主、大井川義光さんは鈴木さんのお店のお客さんだったそうです。

 

大井川さんは鈴木さんの元ファン

 

2人は茨城県出身。

広島に縁があり、お店を開くことになったそう。

ここで“覆麺クイズ”！

「大井川さんが広島でお店をオープンして1番驚いたことは？」

 

神鳴りて鸞は舞うの覆麺クイズ

 

「女性の方が辛いの大好き」（中田さん）

「『20辛ないんですか？』と言われた」（池ちゃん）

「広島カープの選手が当たり前に来る」（てつじ）

 

正解は……

「広島の方々はみんな人当たりが良い」

 

ほっこりする回答！

 

「過去に何店舗か立ち上げてきたけど、過去1番、みんな協力的でスムーズにオープンすることができた」

と話す大井川さん。

大阪出身のてつじ、中田さんも広島の人は人当たりが良いというイメージがあるそう。

 

「ありがとうございます！」嬉しそうな広島出身の池ちゃん

 

麻婆麺を広島のソウルフードにしたいと話す店主たち。

暑い時期にもピッタリなピリ辛麻婆麺、ぜひ堪能してみて。

 

神鳴りて鸞は舞う　詳細情報

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』（2025年5月29日、6月5日放送）

ライター：神原知里