春を告げる花“チューリップ”の不思議【地球派宣言】
2020.05.01
2020.05.07
広島県世羅町にある世羅高原農場では、今、300品種75万本のチューリップが見ごろを迎えています。
農場では毎年、“花絵”も制作しています。
今年のテーマは「はなのわ」。
このチューリップの花畑は、毎年10月中旬ごろからおよそ1カ月かけ、スタッフ総出で一つずつ植えているそうです。
寒い冬の間、球根の中で作られる糖を細胞に蓄えるチューリップは、春の陽気と共に開花します。
チューリップの花びらには2層の細胞があり、気温が高くなると内側の細胞の成長速度が勝り、花が開きます。低くなると、その逆の現象が起こり、花を閉じるのだそうです。
(C)HOME一輪一輪、スタッフが心を込めてチューリップを植えた気持ちが、来場者にも伝わればいいなと、世羅高原農場の吉宗さんはいいます。
世羅高原農場で咲き誇るチューリップは、みんなのシアワセを願って今日も優しい高原の風にゆらゆらと揺れています。
(C)HOME
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2020年4月29日放送)