「2017年同期入団の2人!藤井・ケムナの現在地は?」 北別府学が徹底解説!

「2017年同期入団の2人!藤井・ケムナの現在地は?」 北別府学が徹底解説!

『みみよりライブ5up!』・北別府学の「週刊GO UP!」(2021年4月19日放送)は、「2017年同期入団の2人!藤井・ケムナの現在地は?」をテーマに藤井黎來投手、ケムナ誠投手についてお送りしました。

 

藤井投手は、大曲工業高校から2017年育成ドラフト2位でカープに入団。昨年9月に支配下登録を勝ち取り1軍で3試合に登板しました。今季は4月9日に1軍昇格を果たすと、ここまで3試合に投げて防御率0.00と結果を残しています。北別府さんは、「育成出身の4年目。よく頑張っている!」と藤井投手を評価。ピッチングについては、「スライダー・シュートなど横の揺さぶりが特徴。制球を大きく乱さないから打者が際どい所を振ってくれる」と分析します。今後さらにレベルアップするためには、「ストレートのキレを向上させたい。球種もチェンジアップなど抜く球があれば有効になると思う」と、プロの世界で生き抜くためのアドバイスを送りました。

藤井投手成績

 

続いて、ケムナ誠投手。日本文理大学から2017年ドラフト3位でカープに入団し、昨年は自己最多となる41試合に登板しました。今季も活躍が期待されていますが、ここまで8試合に登板して防御率8.22と本来の投球ができず。4月19日に1軍登録を抹消されました。北別府さんは、「リリーフにしては四球が多すぎた。昨季はボールに勢いがあったが今季はない。落ちる球もベース上に来ないからバッターが振ってくれない」と分析。「体のどの部分を意識したらどのコースにボールが行くのか考えてほしい。例えば、内角に投げたいならつま先を意識するなど考えることが大事」と指摘します。

ケムナ投手成績

 

今後に向けては、“力まないこと”がポイントと語る北別府さん。「安定した投球が続く九里投手も以前は力任せだったが、今は力が抜けてボールが低めに来る。ケムナ投手も力まずにストライクやファールが取れる投球をすれば楽になるのではないか」と脱力投球の習得を促しました。

 

藤井投手、ケムナ投手の今後の活躍に期待しましょう。

 

 

広島ホームテレビ

『みみよりライブ5up!』4月19日放送 「北別府学の週刊GO up!」

ライター 吉弘翔(HOMEアナウンサー)

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