新感覚SDGsスポーツ「プロギング」 運動しながら街をきれいに【地球派宣言】

広島市中区の公園に集まっていたのは、スウェーデンで始まった「プロギング」と呼ばれる新感覚のスポーツに参加する人たち。
今、注目されているSDGsにかかわるスポーツともいわれています。

公園に集まった人たち (C)HOME

 

このスポーツ、重要なのは股関節を広げて膝を曲げる体勢。

このスポーツで重要な体勢? (C)HOME

プロギングとは、スウェーデンの言葉で「拾い上げる」と「ジョギング」組み合わせた言葉です。
ジョギングしながらゴミを拾うことで、しゃがんだり、かがんだりして消費カロリーを上げながら、街も綺麗にすることができるというスポーツです。

ジョギングしながらゴミ拾い (C)HOME

 

歩道沿いの草の中から、空き缶のほか、ライターやエプロンまで出てきました。

歩道に捨ててあった空き缶 (C)HOME

 

さらにジョギングしながら進んでいくと、粘着テープや5リットルのポリタンク、鉄のような塊も捨ててありました。

捨ててあった粘着テープ (C)HOME

 

30分ほどで拾い集めたゴミは、袋4つ分にもなりました。

30分のプロギングで集まったゴミ (C)HOME

(参加者の声)
「運動しながら、自分たちの大好きな街を自分たちの手で綺麗にするのは気持ちが良いけど、その反面、こんなに汚れているのだなという気持ちが入り交じりました。」

 

SDGsに関わるスポーツ、「プロギング」を通して見えたのは、私たちの街には多くのゴミが捨てられているという現状でした。

ごみ袋を持ってジョギングする参加者 (C)HOME

こうした体験を人に伝え、より多くの人が環境への意識を持つことが、このスポーツの目的でもあるのです。

プロギング (C)HOME

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!
地球派宣言コーナー(2021年3月17日放送)

SDGs
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