【STU48】ヘラと鉄板の祭典『ヘラ-1グランプリ』審査員への逆襲劇!

瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルSTU48の今村美月・沖侑果が、ゲストの広島出身のシンガーソングライター・HIPPYとともに、広島県民のソウルフード、お好み焼きを「ヘラ」を使って美しく魅せる大会に挑戦。ヘラと鉄板の熱戦を繰り広げるとともに、大会審査員もまさかの参戦で場内大盛り上がりとなりました。(『せとチャレ!STU48』2024年3月14日放送)

 

 

今回の『せとチャレ!』は前回に引き続き、番組名物企画『ヘラ-1グランプリ』を開催!

『ヘラ-1』の聖地、ちんちくりん薬研堀本店を舞台に、“ヘラでお好み焼きを美しく魅せた者が優勝”という権威ある大会です。

ルールは簡単。審査員3名の持ち点100点×3名の計300点満点の中で、お好み焼きの断面の美しさや“ヘラテク”を評価し、その点数を競いあうというもの。

審査員は、『ヘラ-1』名誉顧問、『お好み焼アカデミー』理事にして年間300食ものお好み焼きを食べ歩くというレジェンド、広島経済大学・細井謙一教授、広島を代表するお好み焼き職人、ちんちくりん薬研堀本店・北浦篤店長、そしてこれまで数多くのお好み焼きをレポートし、実食してきたベテラン、榮真樹アナウンサー。

この3名が、忖度なしの激辛コメントを交えて真剣に審査していきます。

 

 

そんな『ヘラ-1グランプリ』も9回目に突入。

第9回大会は“くじ引き”でランダムに選ばれた2つのトッピングが入ったお好み焼きを上げるというスリリングなお題。

その中で、トップバッターのみちゅ(今村美月)、難易度の高い「目玉焼き+チーズ」のトッピング入りお好み焼きを見事に上げ切り、大会史上初の「300点満点」を獲得!

チーズのとろけ具合と黄身の美しさを見事に表現したみちゅに惜しみない賛辞が贈られました。

 

 

そして今回の放送は、満点プレイの後に残された2名のチャレンジャーの「ヘラ上げ」から。

消化試合の感が否めない会場の雰囲気の中で、2人目として挑んだのは、広島在住歴43年を誇りお好み焼きを知り尽くす男、シンガーソングライターのHIPPYさん。

「130点目指す!」と言ったものの軽くスベッたところで、いざ挑戦へ!

 

 

HIPPYさんがくじで引いたトッピングは、「明太子&紅しょうが」。この2つをより効果的に魅せるため、そしてみちゅの満点を超えるため、HIPPYさんは大技を披露!

ヘラ上げの映像の背後に自身の顔を強引に見切れさせにいき、総合点を狙いに行きます。

 

 

首を大きくひねりながらのヘラ上げに場内は沸きますが…カメラマンがあえて「顔を画面に入れ込まない」というトリックプレイに走った結果、得点は279点。

これでも歴代有数の高得点なのですが、直前の満点プレイに比べるとトッピングの難易度もインパクトも地味という評価に…。

 

 

顔を近づけるプレイには、細井最高顧問から「芸能人としてあるまじき行為」と厳しいお言葉。

HIPPYさんからは「ただのくじ運!」と文句が出ますが、結局みちゅの満点プレイには惜しくも届かずの結果となりました。

 

 

最後は、岡山出身で未だ企画にノリ切れていない沖ちゃん(沖侑果)。くじで決まったトッピングは、難度の高い「温泉卵+キムチ」の組み合わせ。

ここで、沖ちゃんはヘラを2枚要求。二刀流で一発逆転を狙う作戦に出ます。

 

 

まずは温泉卵を鉄板に避けて、先にお好み焼きを切っていきます。

「温泉卵後乗せ作戦」ともいえる荒々しい戦法に、審査員も戸惑いを隠せません。

カットしたお好み焼きに満を持して温泉卵を乗せ、ヘラ上げに突入しますが、ここで無念の温泉卵落下…。

 

 

なんともあっけない幕切れに、得点も157点とふるわず…。中でも北浦店長の評価は厳しく、わずか42点。

 

 

 

北浦店長の「平均以下」というバッサリの評価に加え、細井先生も「このプレイではお好み焼き番組が成り立たない」と辛口のコメントを発する結果に…。

ショックを受ける沖ちゃんですが、この悔しさが第10回大会開催の思わぬ引き金になります!

 

 

第10回大会のタイトルコールは、いつもの榮アナではなく沖ちゃんから!…というのも、今回は特別に審査員とプレイヤーが逆転!

これまで散々辛口コメントでチャレンジャーの心をへし折ってきた審査員3名が、逆に「ヘラ上げ」を審査されることに!

 

 

前回の9回大会で酷評を受けた沖ちゃん、「いろんなご評価をいただいたのでしっかり審査したい」と気合十分。

 

 

対してプレイヤーとなる審査員3名の表情は曇っていきます…。

今大会の題材メニューは、原点回帰にして難度の高い「ちんちくりん焼き」。どっさりのネギにイカ天、目玉焼きがトッピングされたお店の名物メニューです。

最初のチャレンジャーはアナウンサー歴20年を誇る広島ホームテレビの榮真樹アナウンサー。

プレイヤー席に移動した榮アナ、「事前に考えたことがここでは実現できないような気がする…」と弱音を吐きます。

 

 

そんなネガティブさがプレイに影響したのか、ヘラ上げの途中で目玉焼きを落下させてしまうという残念な結果に。得点は202点と伸びず。

榮アナ、「頭が真っ白になった」と白状、プレイヤーのプレッシャーを肌で感じたのでした。

 

 

続いては、ちんちくりん薬研堀店・北浦店長。

「これはまかないみたいなもの」と自身を鼓舞し、プレイに臨みますが、偶然か必然か、乗せられた目玉焼きはなんと黄身が2つ入った「二黄卵」!

プレイに影響必至、と思われましたが、迷いのないヘラさばきで黄身を綺麗に切り分け、見事なヘラ上げを披露!

高得点が期待されましたが、結果は270点。みちゅ、HIPPYさんは90点を大きく超える高得点でしたが、沖ちゃんは81点。

その理由は、「9回大会で北浦店長が沖ちゃんにつけた得点が低かったから」。

絵にかいたような逆襲劇で、チャレンジ終了。

 

 

最後のヘラ上げは、大会最高顧問にして“Myヘラ”を持つお好み焼き界のレジェンド、細井謙一教授。

「私に上げられないお好み焼きはない」と豪語しプレイヤー席に移ります。

 

 

期待と一抹の不安が漂う会場ですが、細井先生のヘラ上げはまさに「圧巻」の一言。

カメラ正面に黄身を割り、そのシズル感を存分に見せながらのヘラ上げは、芸術そのもの!

 

 

 

このヘラ上げには審査員も感心しきり。レジェンド・細井先生の得点は、なんと301点!

唯一300点満点を獲得したみちゅが、「私は同じ場所には並べない」と脱帽した1点が加算された、見事なヘラ上げとなりました。

安堵の表情を浮かべる細井先生、「これからも変わらずビシビシ厳しい審査をしていく」と怖めの予告を交えつつ、大盛り上がりのうちに大会の幕は閉じられたのでした。

 

 

大会終了後は、グループを卒業するみちゅと沖ちゃんに審査員から花の贈呈セレモニーが。

みちゅは、「グループの活動を振り返っても『ヘラ-1グランプリ』は印象に残る仕事」と熱い(?)思いを語ってくれました。

みちゅ&沖ちゃん、卒業後もヘラ上げスピリットを胸に、頑張ってくださいね!

 

 

 

次回の『せとチャレ!』は、レギュラー放送最終回。

番組開始から6年半の歴史を紐解きながら、これまでお世話になってきたゲストの皆さんに感謝の思いを伝えるチャレンジを行います。

豪華ゲスト陣が大集結!さらに、レジェンドMCも登場!これまで番組を応援してくれた皆さんに届ける『せとチャレ!』らしい笑いと感動のラスト!お楽しみに!!

 

■番組情報
次回『せとチャレ!STU48』は、2024年3月28日木曜 深夜0時15分放送

 

ひろしまリード編集部

 

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