【三次の餅屋もちのえき】期間限定かき氷とこだわりのみたらしだんごをご紹介!
2023年9月13日より、女子野球ワールドカップが開催される広島県三次市。
グループB(日本・チャイニーズ タイペイ・ベネズエラ・キューバ・プエルトリコ・フランス)の総当たり戦が「三次きんさいスタジアム」で行われます。
今回はそんな三次市に行ったら訪れたい、おすすめの餅屋「もちのえき」をご紹介。
三次きんさいスタジアムからは車で11分ほどと近いので、野球観戦にあわせて訪れてみてはいかがでしょうか。
アクセス
三次の餅屋「もちのえき」は、三次東JCTから車で約10分、JR三次駅からは車で約6分のところにあります。
三次きんさいスタジアムからは車で約11分です。
三次もののけミュージアム第2駐車場を無料で利用可能
もちのえき店舗は、石見銀山街道の一角にあり、専用の駐車場がありません。
店舗から徒歩3分ほどのところにある、三次もののけミュージアムの第2駐車場をご利用ください。
第2駐車場は、第1駐車場(写真)の左奥にあります。
警備員さんが誘導してくれるので、わからない場合は聞いてみてください。
カーナビゲーションを利用してお車でお越しの際には、「三次もののけミュージアム」で検索するとスムーズです。
餅屋「もちのえき」は、三次もののけミュージアムの裏側に位置します。
「三次もののけミュージアム」の裏側に回ると、かわいい看板がありました。
「もののけ小路はこっちじゃよ」といわれたほうに歩いていくと、左にもののけ小路の石碑、右にもののけの看板が見えてきました。
餅屋「もちのえき」が見えてきました。この路の先に、店舗があります。
ガラス張りで木のあたたかみを感じる、「もちのえき」外観が見えてきました。
「三次もののけミュージアム」と店舗前の商店街「歴みち石畳通り」を結ぶ、この通り抜け通路が「もちのえき」の魅力です。
「もちのえき」は、木造の古民家を三次観光推進機構が改修し、三次市出身の建築家・谷尻誠さんが設計・販売を手掛けるお餅屋さんです。
外観
もちのえき 外観
「もちのえき」は、全長約1.4kmの商店街「歴みち石畳通り」の一角にあります。
店舗の前にも、もののけの看板が置いてありました。お団子を持っていてかわいいですね。
「もちのえき」では、イートイン・テイクアウトに関わらず、こちらの窓から注文をします。
店内の様子
古民家を改修した店内は、柱・壁・梁などが部分的に活用されており、落ち着く空間となっていました。
土壁前のスペースにも座れます。
イートインスペースと厨房が同じ空間にあるため、期間限定のかき氷ができあがる様子を見ることができました。
店内には物販スペースがあり、お茶や食器類を購入できます。
店外の様子
観光スポットでもある「通り抜け通路」。幅1m程度の小路を歩くと、ちょっとした探検をしているようでワクワクしました。
上を見上げると、建物の歴史が感じられます。
店外でも食べられる
「もちのえき」店舗横の「もののけ小路」には2箇所座れるスペースがあり、店内のイートインスペースが空いていないときはこちらでも食べることができます。
こちらも古民家の壁が生かされた造りで、座って少し考えごとでもしたくなるような空間となっていました。
「三次もののけミュージアム」寄りのこちらのテーブル席でも、飲食が可能です。
猫の足跡をキャッチ
もののけ小路を訪れた際には、ぜひ猫の足跡を探してみてください。
もちのえきの期間限定メニュー① 宇治抹茶氷
宇治抹茶氷 1,300円(税込)
「もちのえき」期間限定の宇治抹茶氷は、濃い緑の氷と6個の白玉が目を引くかき氷です。
かき氷の提供期間は氷の在庫次第とのことですが、9月末までは食べられるとのこと。
お餅屋さんということで、このキラキラした白玉のお味が気になります。
まずは、濃い緑のシロップが目を引く氷からいただきます。
口に入れた瞬間に、抹茶のいい香りが鼻に抜け、想像していたよりも甘くて濃い抹茶の味わいに感動しました。
この宇治抹茶かき氷のすごさは、食べ進めると食感や味が変わる点です。
1枚目との違いが伝わりますでしょうか。
食べ始めて何口かは、濃い抹茶の味を滑らかな氷とともに楽しめます。
つづいて、写真のようなシャリシャリ氷の層がやってきます。
宇治抹茶のかき氷といえば、抹茶のかき氷・小豆・白玉の掛け合わせが魅力的ですよね。
かき氷用の甘めの特製小豆煮・キュッと固めで甘さ控えめの白玉・特製抹茶氷の相性は、もちろん抜群でした。
もちのえき「宇治抹茶氷」のいちおしポイントは、真ん中あたりまで食べ進めると白蜜と練乳がかかった層が出てくるところです。
ずっと同じ味だと飽きてしまいがちなかき氷ですが、もちのえきの宇治抹茶氷は、最後までさまざまな食感や味わいを楽しめるよう工夫が凝らされていました。
もちのえきのおすすめメニュー② みたらしだんご(みよしもち)
みよしもち 「だし醤油」と「季節の柑橘餡」各200円(税込)
みたらしだんご(みよしもち)は、「だし醤油」と「季節の柑橘餡」の2種類があるということで、1本ずつ注文しました。
「もちのえき」のみたらしだんごは、料理家で、建築家・谷尻誠さんの奥様でもある谷尻直子さんが監修されています。
まずは「だし醤油」からいただきました。
だし醤油のみたらしだんごには、少しきな粉がまぶしてあります。
だし醤油の味が想像以上に濃厚で、食べ応えがありました。
つづいて、「季節の柑橘餡」をいただきました。
【季節の柑橘】は、その時期ごとに旬な広島の食材を選定されているそうで、取材時には瀬戸内のレモンが使用されていました。
口に入れると、タレの甘みを感じたあとにレモンのさわやかな酸味がきいてきて、目が覚める味でした。
10月頃にはゆず餡のみたらしだんごが食べられるとのことです。
その時々で変わる季節の柑橘餡は、行ってみてのお楽しみです。
もちのえきのこだわり
もちのえきは、2022年5月14日にオープンした地域交流型のお餅屋さんです。
もちのえきのこだわりは、無添加無着色で保存料を一切入れず、食べていただく方の健康にしっかり配慮している点です。
工場で作ったものを仕入れて店舗で調理するのではなく、もちのえきの店舗が工場の役割を果たしており、粉から全てお店で仕込まれています。
加えて、三次の地域の食材もしくは広島産の食材を使用することにこだわっているとのこと。
保存料を入れれば日持ちすることは承知の上で、常連さんに高齢な方が多いことから、健康への配慮を優先されているそうです。
東京・中目黒の「ナカメの手土産」でお取り扱いあり
東京・中目黒の「ナカメの手土産」さんにて、「もちのえき」のみたらしだんごのお取り扱いがあるとのこと。
もちのえき店舗で瞬間冷凍した商品を送り、現地で解凍して販売されているそうです。
夏の期間は出荷をストップされています。
コラボ商品のお話が出ているそうで、今後の展開が楽しみですね。
今後の展望
今後の展望について、社外取締役の古口さんにお話を伺いました。
「もちのえき」は道の駅になぞらえた店名で、三次の観光の拠点になるようにという意味合いが込められているそうです。
今後については「中庭が交流の場になるようなイベントの企画をしていきたい。また、物販において三次ならではの物の取り扱いを進めたい。さらに、三次観光の際には必ず寄っていただけるようなお店になるよう、取り組みを加速させていきたい」と話してくださいました。
店舗情報
店名 | もちのえき |
所在地 | 〒728-0021 広島県三次市三次町1582 |
アクセス | 三次東JCTから車で約10分 JR三次駅から車で約6分 |
営業時間 | 10時~17時 |
定休日 | 月曜、火曜、水曜(祝日の臨時営業あり) |
TEL | 080-7312-2504 |
支払い方法 | 現金、PayPay、LINEPay、クレジットカード |
駐車場 | もののけミュージアム駐車場 |
https://www.instagram.com/mochinoeki_official/ | |
HP | https://mochinoeki.com/ |
野球観戦で三次市に訪れた際には、餅屋「もちのえき」へ立ち寄り、地元食材と健康に配慮したこだわりメニューを味わってみてください。
【カーネクストpresents 第9回 WBSC女子野球ワールドカップ・グループB in 三次】
■大会概要
期間:9月13日(水)~17日(日)※予備日18日
会場:みよし運動公園野球場「三次きんさいスタジアム」(三次市東酒屋町10493番地)
参加チーム:日本、台湾、ベネズエラ、キューバ、プエルトリコ、フランス
ワールドカップのグループステージは、大陸予選を勝ち抜いた12の国と地域が、6チームずつグループA(カナダ・サンダーベイ)とグループB(広島県三次市)に分かれて総当たり戦で戦います。
各グループ上位2チームとワイルドカード枠1が、2024年にカナダ・サンダーベイで開催されるファイナルステージの出場権を得ます。今回、グループBのワイルドカードは、第3位のチームに与えられることが決定しています。
■関連サイト
三次市(https://www.city.miyoshi.hiroshima.jp/soshiki/8/13293.html)
三次観光推進機構(https://www.miyoshi-dmo.jp/wbsc-9th/)
世界野球ソフトボール連盟(WBSC)(https://www.wbsc.org/ja)
HP:https://www.home-tv.co.jp/wbsc2023/
※この記事の情報は2023年8月時点のものです。情報は変更になる場合があります。
ライター/林 詠美子