36歳主婦がフランス単身留学、世界のパティシエールになって夢の洋菓子店オープン ~庄原市~

“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
今回、リポーター・大松しんじが向かったのは、庄原市。

 

庄原の山間部にある住宅街。ややポツンとした場所に一軒の洋菓子店がありました。
morimo puddingです。

 

モリモプディング (C)HOME

 

パティシエールの順子さんと、夫で経理担当の裕治さんの、森脇さん夫婦が切り盛りするお店です。

実は、順子さんがパティシエールになろうと決めたのは36歳のとき。当時はケーキも作ったこともない主婦でしたが、今では海外の企業からもケーキのオーダーが入るスゴ腕のパティシエールなんです。

 

ケーキ (C)HOME

 

さっそく一番人気のプリンをいただきます。プリンに使うのは庄原のブランド卵。
卵白やゼラチンを使っていないため、トロットロッに仕上がるんだそうです。

 

プリン (C)HOME

 

このプリンが生まれたのは、ご主人が勤めていた飲食店を順子さんが手伝ったときに出したプリンで、パティシエールになるきっかけとなったプリンなんです。
なんとそれからケーキの修行をするため、ご主人を日本に置いてフランスへ飛び立ちました。

日本では、あまり知られていないという、とっておきのワザも見せてもらいました。
吹きつけているのは赤い色素が入ったカカオバター。柔らかな色合いに仕上がるんだそうです。

 

ケーキへスプレー (C)HOME

 

ショーケースに並んでいたバラのケーキも、同じ技法でデザインしたものだそうです。

 

バラのケーキ (C)HOME

 

ケーキの作り方だけでなく、地元の卵や農家から仕入れた栗を使うなど、食材にもこだわっています。
こちらは、大きな栗を使ったこだわりのケーキ。

 

栗のケーキ (C)HOME

 

森脇さん夫婦が広島市内から庄原に移住した理由・・・それは、洋菓子店が少ないこの地域の人たちにも、ケーキで笑顔になってもらいたいという思いからでした。

 

恐竜の誕生日ケーキ (C)HOME

 

恐竜が描かれた子供用の誕生日ケーキは、お子さんの喜ぶ顔が目に浮かびますね。

庄原で味わえる世界のケーキ。きょうも、二人の愛情がたっぷり注がれた夢いっぱいのケーキが並んでいます。

 

■morimo pudding
庄原市宮内町1267
電話 0824-72-2380

 

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年12月18日放送)
ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

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