驚きのピンク色!バスで作る家族の愛情ピザ ~広島市安佐北区安佐町~

“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
今回、リポーター・大松しんじが向かったのは、広島市安佐北区安佐町。

川沿いの広っぱにポツンと停まった一台の青いバス。ピザの店、Cucina38(クッチーナ ミツバチ)です。
青い電車をイメージしたバスは、店舗を作ると費用がかかるので、ご主人の高木さん自らがオークションで購入したバスを改造して作ったそうです。

クッチーナミツバチ (C)HOME

 

ピザ窯はご主人の高木さんの手作り。石窯と同じように熱を蓄積できる特製の鉄窯。
このピザ窯で焼くのは、すべがオリジナルのピザ。
430度ぐらいになるまで薪を燃やし続けるそうなんですが、2時間以上もかかる事があるそうです。

ピザ窯 (C)HOME

 

バスは移動できるので、自分の足で買いに行けないお年寄りのために介護施設にでかけて販売もしています。

この日はネギの農家さんからとれたてのネギを仕入れてピザを作ってもらいました。
ハーフ&ハーフの特性ピザには 紫色のシャドークイーンというじゃがいもと自家製オイルサーディン、トマトソースに自家製ベーコンがのっています。とってもボリューミー。

特製ピザ (C)HOME

 

気になったのが、珍しいピンク色の生地のピザです。なんとこれはビーツを使ったピザなんです。生地にビーツを練り込んで栄養価も高いピザ。
ビーツのほろ苦さが効いています。

ピンクのピザ (C)HOME

 

さらに、ここでしか食べられないのが、うめ味噌ピザ。
梅と味噌と砂糖を一カ月熟成させた自家製の特製ダレを、生地にたっぷり塗ってこんがり焼いたピザです。
熟成したみその旨味と甘みが際立って、最後に梅の風味が爽やか!

梅味噌ピザ (C)HOME

 

子どもたちの人口が減って、今年、地元の久地小学校が閉校に。
「ピザを通して地元をにぎやかにしたい」と語る高木さん。そして奥様は、イカ墨を使った黒いピザも作ってみたいそうです。

クッチーナミツバチ (C)HOME

 

■Cucina38(クッチーナ ミツバチ)
広島市安佐北区安佐町久地2502−1
080ー8242−1744

 

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年12月4日放送)
ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

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