競い合うように、ゴミを拾う人たち。

実はこれ。ゴミ拾いとスポーツを掛け合わせた「スポＧＯＭＩ」と呼ばれる競技なんです。

 

ゴミを拾う人

 

ゴミを拾う人

 

4月9日、廿日市市の「ゆめタウン廿日市」で、スポーツゴミ拾いのイベントが開催されました。

 

イベントの開会式

 

イベントの開会式

 

チーム戦で行われる、この競技。制限時間内に競技エリアのなかで拾ったゴミの種類ごとに与えられる点数で、勝敗を競います。

この日は、県内外から27チーム、67人が参加。制限時間50分で、なるべく多くのごみを探しました。

 

参加者

 

参加者

 

植木の周りや道路脇の溝など、普段、目が届かない場所も丹念に探し、どんどんごみを見つけていきます。

参加者の一人は「普段歩いているだけでは気づかないところにゴミがたまっていることを、この活動を通じて知った。まだまだきれいにする余地があると思う」と語りました。

 

インタビューに答える参加者

 

この日優勝したのは、親子4人で参加したチーム。

6.6キロのごみを拾い、1184ポイントを獲得しました。

 

優勝チーム

 

全チームあわせて44.9キロのごみを回収。参加者は、楽しみながら街の美化に貢献しました。

 

この日回収されたゴミ

 

インタビューに答える主催者

 

地域の人に環境問題に携わってもらい、興味を持ってもらうことがイベントの狙いです。

主催者は「こうしたアクションが、世界の環境ごみ問題につながっていくことを、この地域から全国に広げていきたい」と語りました。

 

 

広島ホームテレビ『ピタニュー』
地球派宣言コーナー（2023年4月12日放送）