瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルSTU48の信濃宙花・立仙百佳が、新社会人に向けた「ビジネスマナー講座」を受け、新社会人が戸惑ってしまう仕事の作法を実戦形式で学びました（「せとチャレ！STU48」2023年3月23日放送）。

 

 

今回の「せとチャレ！」は、この春から新社会人になるみなさんへ送る、「ビジネスマナー講習」を決行。

「名刺交換」「手土産渡し」「電話対応」など、仕事として聞いたことはあるけど、実際はどうするのかわからないことってたくさんありますよね。

知ってるようで知らないマナーの世界を、実戦形式でお勉強していきます。

 

 

ゲストは演歌界のホープ「大江裕」さんのモノマネが昨年プチブレイクし、その可能性を模索中のレイザーラモンＲＧさん。

 

 

 

そして今回ビジネスマナーを教えてくれるのは、企業の新入社員研修で講義も行う、「日本現代作法会総師範」の村山紀子先生。

 

 

様々な場面で必要とされるビジネスマナーですが、全てを覚えるのはとても難しいです。

そこで今回は、初級から上級まで様々なシチュエーションのビジネスマナーにチャレンジしていきます。

 

 

まずは、最も大事な「見た目」から。

見た目は第一印象が決まるとても重要な要素ですが、服装に関してはそらは（信濃宙花）、ももちゃん（立仙百佳）ともに制服だったのでここは問題なし。

そして、ＲＧさんも大江裕さん衣装がたまたま？スーツ姿だったので、ここも合格です。

 

ここで、村山先生から、就職活動中の学生にワンポイントアドバイス。

男性に多い、目元を隠すヘアスタイル「マッシュヘア」は、コロナ禍でのマスク着用と相まって表情が見えづらくなり、いい印象を持たれないので、目はしっかり出すように！とのこと。

「目元をしっかり出せる髪型を心がける」それはどの時代でも変わらないビジネスマナーの一つですね。

 

 

ここからがいよいよ実践編。まずは「名刺交換」にももちゃんがチャレンジしました。

名刺交換の設定は、ももちゃんが「株式会社せとチャレ」の社員、そしてＲＧさんは、取引先の相手役です。

 

 

ここで、ももちゃんが初めてとは思えない、堂々たる名刺交換を披露します。

村山先生も初めてとは思えないと感心。

名刺交換のポイントは、「先に自分が名乗ること」、「相手に読みやすい向きにして、自分の名刺を相手よりも名刺を低く出す」こと。

これがバシッと決まっていました。

 

 

続いては「取引先への訪問」。挑戦するのは、そらは。

設定は「株式会社せとチャレ」社員のそらはが手土産を持って、取引先のＲＧさんの自宅を訪問するというもの。

あとの細かいシチュエーションはそらは任せで、いざスタートです。

 

 

まずは玄関に入る前に「名前」と「挨拶に来ました」を言ったそらは。これはGOODポイント。

きちんと事前に用件を伝えることが大事なんです。

そして手土産を渡す際に、「つまらないものですがキャラクター人形をお持ちしました」と紙袋に入った状態で渡します。

ここでのポイントは、持ってきたモノの中身を説明すること。

 

 

これはバッチリでしたが、お土産を渡す際に紙袋のまま渡したのはBADポイント。

お土産の紙袋は「ホコリ除け」なので、お土産を渡す際は、紙袋から出して渡し、袋はもって帰るか、先方に「ご処分下さい」というのがベターなんだそう。

 

さらに、そらはは挨拶だけでなく「ステキなキッチンですね、お料理を作ります」と暴走します。

これにはＲＧさんも「失礼だな」と素直なコメントでたしなめます。

 

 

最後は、新入社員が誰しも通る慣れないお仕事「電話応対」です。

ビジネス電話のマナーに、ももちゃんが挑戦。

 

 

設定は、得意先のＲＧさんからの電話で、「営業部佐藤さん宛」の電話を、新入社員のももちゃんが応対するというもの。

佐藤さんが不在であることを伝えるミッションです。

ところが、ＲＧさんに変なスイッチが入り、可愛らしい声で懸命に対応するももちゃんに「恐れ入ります」を何度も言わせる「恐れ入りハラスメント」をやってしまいます。

村山先生も困惑しつつ、ももちゃんの応対にコメント。

終始ヘラヘラしながらの電話になり、ＲＧさんも「バカにされてるのか」と思ってしまいましたが、電話でも「笑顔」はとても重要なポイントだそうです。

 

 

声にも表情があり、「笑声（えごえ）」は相手にとっても印象が良く重要なんだそう。

また、電話時に「相手の言ったことを常にメモする」ことも押さえておきましょう。

 

 

続いては、そらはがさらに難易度が上がる「クレーム対応」にチャレンジ！

設定は「広島ホームテレビ視聴者センター」のそらはが、視聴者のＲＧさんからのクレームに応対するというもの。

 

 

ここで、ＲＧさんが企画を利用して番組に本気のクレームを入れます。

それは、「何でＲＧは”せとチャレ！”に年1回しか呼ばれないんだ！？」というもの。

そらはは困惑しつつも、いかにＲＧさんが番組に愛されているか、なぜ年1回なのかを説明します。

 

 

年間12人くらいしか出演しない、限られたゲスト枠に毎年出ているＲＧさんの出演回は視聴率が高い、と説明すると、ガチクレームを入れたＲＧさんも思わず納得してしまい、見事クレーム対応に成功。

クレーム対応の極意は、「クレームは宝だ」と思うことだと村山先生はいいます。

クレームとはいえ電話をかけていることは、会社に対して思いがあるからだと考えるとクレーム対応も有難いと思えるとのこと。

 

 

そんな金言とともに、企画は無事終了。

新社会人の皆さん、慣れない仕事が多いと思いますが、「気働き」を胸に頑張ってください！

 

 

次回のせとチャレは、2022年度下期を総決算！未公開VTRを大公開します。

泣く泣くカットしてきた豪華ゲスト陣による名珍場面の数々を、「カットの理由」とともにお届けします。お楽しみに！

 

■番組情報

次回『せとチャレ！STU48』は、2023年3月30日木曜 深夜0時15分放送

 

ひろしまリード編集部