【広島雑学】創業1936年「呉名物・メロンパンのお店」カステラが入っているパンの名前とは?

知っているようで知らない。思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!

今回は広島県呉市から雑学をお届けします。

 

呉の街を歩いていると、なにやら緑の建物を見つけました。

中塩さん「よく来てくれました。ここは呉名物・メロンパンのお店です」。

 

広島へぇ~じゃん

 

緑の建物とメロン型の看板が目印。会社名も「メロンパン」です。

創業は1936年。まだ菓子パンが贅沢とされる時代に「少しでも満足感、幸福感を味わってほしい」と創業しました。

 

広島へぇ~じゃん

 

中塩さん「このお店のメロンパンは創業からずっとこの形なんです。当時「メロン」として売っていたマクワウリの形に似せているから「メロンパン」っていう名前なんですよ。普通のメロンパンと違って、クリームが入っているのもこのお店オリジナルです。メロンの果肉をイメージしています。このクリームは87年間ずっと同じ味を守り続けています」。

広島へぇ~じゃん

 

呉のメロンパンといったらこの形ですよね。型の名前も「メロン型」っていうんですよ。洋食店もしていた初代・中塩春馬(なかしお はるま)さんがその場に置いてあった、このメロン型を利用して作ったのが始まりです。

 

広島へぇ~じゃん

 

中塩さん「ここで問題です。このパンを見てください。中にカステラといちごジャムが入っています。○○パンという名前なのですが、その○○が何かわかりますか?ヒントは長崎のカステラを広島のパンで包んでいることです」。

 

広島へぇ~じゃん

 

ここで問題です。カステラが入っているこちらの〇〇パン。○○に入る言葉は、漢字で2文字です。いったい何でしょうか?

 

広島へぇ~じゃん

 

中塩さん「答えは”平和パン”です。カステラといえば長崎ですよね。長崎と広島といえば”平和”という共通点があるので”平和パン”と名付けられました」。

 

広島へぇ~じゃん

 

戦後、高級品だったカステラをひと口でも食べてほしいという想いで初代・春馬さんが考案。

長崎発祥のカステラを広島のパンで包んだ平和パンには、平和な世の中でありますようにという願いが込められているんです。

 

広島へぇ~じゃん

 

平和パン、知られざる由来に広島雑学認定!

 

広島ホームテレビ『5up!』(2023年3月15日放送)
広島へぇ~じゃん

 

ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください

 

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