そば職人は元プロカメラマン 隠れ家店で絶品貝料理 ~竹原市~
“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!
今回、リポーター・大松しんじが向かったのは、竹原市。
山のそば、住宅がちらほらと建つ場所に、ややポツンと佇む一軒家。その名も『雨安居(うあんご)』。
「うあんご」とは仏教用語で、雨期の間、行脚(あんぎゃ)をやめて、座禅修行を行うことだそうです。
店主はなんと、元プロカメラマンという職歴を持つ笠岡さん。SNSで料理の写真を発信し今とても話題になっています。
さすが、元カメラマンだけあって、まるでアートのようです。
お店のコンセプトは「ボクんちへ遊びにおいでよ」。
笠岡さんが趣味、趣向で集めたものばかり。まるで我が家のような空間です。
若い時は「盛りそば」しか食べられなかった笠岡さんは、神奈川や岐阜にあるそばの名店で修行を積みました。そして8年前に地元竹原に戻り、このお店を一人でオープンしました。
そばは、のどごしの良い「二八そば」です。
せっかくなので、SNS映えする写真の撮り方を伝授してもらいました。
「美味しそう」と自然に思う45度の角度が基本ですが、低めのアングルや上からのアングルも面白いそうです。
お店の自慢の貝料理は安芸津や境港産の貝を、信頼する地元の鮮魚店から仕入れています。
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そして、天ぷらとおそばもいただきます!
天ぷらは青さが入った薄衣で、素材の味で勝負です。
そばの出汁はこんぶ、イワシ、アゴ、サバの混合に花かつおでとっています。
新蕎麦の香りが華やかに香ります。
離れて暮らす奥様にご主人のお話を伺ってみると・・・「好きにやっているけど、心配なことも多い」とか。
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東京で40年間プロカメラマンとして活躍し、その後そば職人に転身した笠岡さん72歳。思い描く将来の夢は、2号店を出すことだそうです。
生涯現役!まだまだ青春真っただ中。ご主人の夢の続きは、これからもSNSで発信され続けます。
■雨安居(うあんご)
竹原市下野町2297-8
電話:080-6891-9707 完全予約制
▽公式Instagram
https://www.instagram.com/teuchisoba_uango/
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ひろしまリード編集部
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