しまなみ海道・大三島を遊び尽くせ!歴史・グルメ・アート・絶景スポットまとめ
サイクリングの聖地としても有名なしまなみ海道。そのほぼ真ん中に位置する『大三島(おおみしま)』は、愛媛県内で最大、瀬戸内海では4番目に大きな島です。
今回は、そんな大三島の観光スポットをジャンルごとに厳選してご紹介!爽やかな風に包まれながら、大三島を巡る旅に出かけてみませんか?
島の歴史と信仰心に触れる
大三島のパワースポット『大山祇神社』
大三島には、日本総鎮守(にほんそうちんじゅ)とされる『大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)』が鎮座しています。日本総鎮守とは、「日本すべての氏神さま」という意味。ここには、古来から日本を見守る神さまがお祀りされています。本殿裏には楠の原生林があり、木々が溢れる境内には荘厳な雰囲気が漂います。
神宮寺の奥の院へ繋がる参道にあるひときわ大きな木『生樹の御門(いききのごもん)』には、昔から長寿信仰が根付いており、「幹の根元に開いた自然の空洞をくぐると、長生きができる」という伝説も。大三島に来たなら一度は訪れてみたいパワースポットです。
自然と融合したアートが楽しめる大三島
大三島の現代美術館『ところミュージアム大三島』
正面入口にある男女の顔を模した作品が印象的な、大三島の西側にある美術館群のひとつ『ところミュージアム大三島』。すぐそばには美しい海が広がり、アートと自然が共存する開放感あふれる空間になっています。時間の経過とともに移り変わっていく瀬戸内海の表情も一緒に楽しんでみてくださいね。
ところミュージアム大三島
https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/tokoro
自然に包まれながら鑑賞『岩田健 母と子のミュージアム』
2011年に開館した『岩田健母と子のミュージアム』には、母と子を主題にしたあたたかみのある彫刻作品を得意とした、彫刻家 岩田健氏の彫刻作品が数多く展示されています。半屋外で円形のデザインが特徴的なこの美術館のコンセプトは、「大三島の自然と一緒に作品を楽しむこと」。自然の音や島の香りをダイレクトに感じながら作品鑑賞ができます。
岩田健母と子のミュージアム
https://www.city.imabari.ehime.jp/museum/iwata
みかんにレモン!大三島グルメを堪能
無農薬温州みかんを練りこんだみかん丸ごとケーキ
大山祇神社のすぐ側にある『しまなみの駅 御島(みしま)』では、週末のみ販売される『みかん丸ごとケーキ』が大人気。農薬不使用でまるごと食べられる温州みかんが使われています。しっとりとした生地で、まるで甘~いみかんを食べているようなその味にびっくり!添加物不使用で、体に優しい手作りの味をぜひ味わってみて。
しまなみの駅 御島(みしま)
https://mishima-eki.jp
島の工房で作られたリキュール『大三島リモーネ Limone』
リモンチェッロ(チェッロ=柑橘で作るリキュール)が絶品の『Limone -リモーネ-』は、柑橘農家のご夫婦が営むかわいいショップ。大三島で栽培し、収穫、製造、ボトリングまで全て手作業で作られるこの商品たちは、有機・無農薬栽培に徹し、自然の素材そのままの味や香りを大切に仕上げられています。
ここだけの地リキュールを楽しめること間違いありませんよ。
大三島リモーネ Limone
https://limone2.com
大三島の食材を使用!パン屋『まるまど』
次にご紹介するのは、天然酵母パンのお店『まるまど』。こちらのお店の魅力は、大三島の食材を活かしたパン作りです。セミハードパンには大三島産みかんの酵母から作った発酵種を、そしてやわらかいパンには日本の発酵食品に欠かせない麹菌が入った『あこ天然培養酵母』を採用しています。大三島で採れた旬の野菜を使ったパンも充実しており、その日その時の大三島の恵みをたっぷり堪能できるのが嬉しい!
まるまど
Instagram @marumado.bakery
海釣りにハイキング。島の恵みを体感しよう!
手ぶらでOK!『フィッシングパーク大三島』
海に浮かぶ釣りパーク『フィッシングパーク大三島』は、海に向かって投げ釣りOK、道具の持ち込みもレンタルもOK。手ぶらで突撃もできちゃうありがたいスポットなんです。ベテランのお母さんによる至れり尽くせりのフォローのおかげで、こんなキレイな色の鯛が釣れちゃうかも!
フィッシングパーク大三島
http://jf-omishima.or.jp/publics/index/20
大三島の最高峰ハイキング『鷲ヶ頭山自然研究路』
大三島の中央部にそびえ立つ『鷲ヶ頭山(わしがとうざん)』は、標高436mで大三島の最高峰。瀬戸内海の絶景を満喫しながらハイキングが楽しめる山として人気が高く、日本離島センターの『しま山100選』にも選定されています。
山頂からは、瀬戸内の多島美だけでなく、中国・四国山地のパノラマも満喫できますよ。
鷲ヶ頭山(わしがとうざん)自然研究路
https://www.city.imabari.ehime.jp/kanko/spot/?a=237
大三島のお土産・宿泊スポットも
大三島のイノシシ革レザークラフト『Jishac』
大三島・伯方島で捕獲されたイノシシ革『島シシレザー』を使用した、レザークラフトの工房『Jishac(じしゃく)』では、一穴一穴手作業で縫い上げられた製品を購入できます。大三島の特産・みかんのかたちをしたキー&コインケース、ヘアゴムなどを展開している『o-mi-kan(オミカン)シリーズ』は、大三島土産にぴったり。日々の暮らしにしっくりと合う、お気に入りの革小物ときっと出会えるはずですよ。
Jishac(じしゃく)
https://minne.com/@jishac
小学校に宿泊できる!『大三島 ふるさと憩の家』
島での宿泊を考えているあなたには、こんな宿をご紹介。『大三島 ふるさと憩の家』は、昭和61年に廃校した旧宗方小学校をリノベーションした、ノスタルジックな宿。木造校舎の不思議な魅力で、まるでタイムスリップした気分になること間違いなし。
人数によって大小さまざまなお部屋が用意されているので、ご家族やグループの利用も可能です。海まではなんと10秒(!)。校庭には美術館もあり、この場所だけで海とアートとなつかしさが楽しめる魅力たっぷりの場所です。
大三島 ふるさと憩の家
https://www.ikoinoie.co.jp
大三島には、一日で周りきれない魅力的なスポットが他にもたくさん。自然とアート、歴史とグルメとアクティビティに溢れたこの島で、忘れられない思い出を作ってみてくださいね。
瀬戸内Finder編集部
▼記事提供元
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