広島で守り継がれる宝の味をチョコレートに「ケークショコラ衹園坊柿」誕生
広島県産品の魅力をチョコレートで発信しようと、2019年のバレンタインを皮切りに実現した、世界的パティシエ・辻口シェフと広島県産品のコラボスイーツ企画。第5弾として広島原産の柿とコラボした「ケークショコラ衹園坊柿」が完成したそうです。
太田川の下流から上流へ…最適地で守り継がれる宝物
広島県を流れる一級河川、太田川。
その上流に位置する安芸太田町で、代々大切に育まれている希少な渋柿「衹園坊」。干し柿にすると、とろける果肉の上品な甘さが口に満ちる高級古品種です。
もとは太田川下流域の祇園社で栽培され、時の広島藩主・浅野公に献納されたことで、その美味しさが一躍知れ渡ったそうです。
気候や気温に敏感な衹園坊柿は、明治後半頃、川船や陸運を経て安芸太田町に根を下ろしたと考えられています。
以来地元の宝物として、誇りとして、脈々と受け継がれていきました。
2022年10月末に辻口シェフは現地のほ場と加工場を訪問しました。そこで出会ったのは、衹園坊の干し柿の美味しさに惚れ込み、後継ぎとして定住を決めた1人の若手農家。
「自分が衹園坊柿を食べて好きになったように、たくさんの人に食べてもらって興味を抱いてもらいたい」と力を込めています。
郷土の誇り・衹園坊柿の可能性を求めて、世界的パティシエ・ショコラティエが洋菓子との新たなマリアージュとして生み出されたのが、今回の「ケークショコラ衹園坊柿」だそうです。
和洋の上品な甘さが融和する大人のパウンドケーキ「ケークショコラ衹園坊柿」
ブランデー・アニス・シナモンで香りづけした衹園坊干し柿が贅沢に入ったチョコレートパウンドケーキ。そこに柿と相性の良い和栗とキャラメル風味のガナッシュがあわせられ、全体はチョコレートでコーティングされています。
さらに刻んだくるみが加えられ、食感のアクセントを楽しめるようです。
衹園坊柿の魅力が存分に引き出されたバレンタイン限定の商品なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
【販売情報】
商品名 | ケークショコラ衹園坊柿(1本) |
価格 | 税込4,860円 |
販売本数 | 限定400(予定) |
発売日時 | 2023年2月1日(水)10:30~ |
販売場所 | ・福屋八丁堀本店7階催場「ショコラショー」内 「モンサンクレール」 ・福屋オンラインストア https://shop.fukuya-dept.co.jp/cp.html?fkey=sp_valentine2023 |
ひろしまリード編集部