コロナ禍で苦境の飲食店と大学生をダブルで応援 広島の企業が作るフリーペーパー

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広島県内のレストランや、居酒屋100店舗を紹介するフリーペーパーが発行されました。
企画制作したのは、これまで雑誌を作ったことのない会社でした。

 

撮影開始は今年の9月。
企画を手がけたのは、食品容器を製造している株式会社シンギ(広島市中区)。
出版社でもない企業が作るフリーペーパー。一体なぜなのでしょうか。

 

シンギ・企画担当の河村伸枝さん-
「普段お付き合いのある飲食店を応援したい気持ちから始まった企画です。」

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飲食店が新型コロナによって苦境に立たされているのを見て、外食の楽しさを多くの人に思い出してもらおうという思いから動き出した企画だったのです。

モデルは全員広島の大学生。2冊合わせて50人を起用したそうです。
もちろん、モデルとなった大学生には給与も支払われています。

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安田女子大学4年 種田美佳さん-
「色んなカフェに行けるのも楽しいし、収入が少ない中でお給料としていただけるのはダブルでうれしい。」

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新型コロナでアルバイト先が減って苦しむ大学生と飲食店をダブルで支援。
フリーペーパー発行にはそんな狙いがありました。

今月12日から配布されているのは、県内のレストランや居酒屋100店舗を紹介する「&FUN」。
年明けにはカフェ51店舗を紹介する「♯広島カフェ」が発行されるそうです。

 

 

広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年11月23日放送)
ひろしまリード編集部

※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。

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