宮島にカワウの群れ【地球派宣言】
2020.03.19
2020.03.27
宮島に、突如現れた野鳥の群れ。何かを競うように海面近くを飛びかっています。
カワウの群れ何百羽もいるこの鳥の正体は「カワウ」。
群がって行動する習性があるカワウが、エサとなる小魚を取り囲んで食べていたのです。
カワウは、一日に500gから1㎏ものエサを食べるといいます。
カワウの体重は、およそ2キロ。毎日、その4分の1から2分の1の量を食べるというのですから驚きです。
日本野鳥の会の日比野政彦さんによると、広島湾周辺でのカワウの数が、今年は、例年の倍近くまで増えているそうです。
広島市中区白島と南区似島付近の峠島、そして、この宮島にかれらの「ねぐら」があるようです。
夕方、宮島のねぐら付近でカワウを待ちました。
群れになったカワウたちが次々とやって来て、木に降り立ち、羽を休めます。
およそ1500羽のカワウたちが、宮島のねぐらに戻ってきたのです。
エサが豊富な広島湾周辺でしっかり栄養補給し、時をみて、またカワウたちは旅立って行きます。
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』
地球派宣言コーナー(2020年3月18日放送)