カープの秋季キャンプは第1クール3日目。

福地コーチ「若い時のイメージがあったので、この色が本当にもう１回合うのかなとか思いましたけど、皆さんには全然違和感ないと言ってもらったのでほっとしています」。

選手時代は、入団から12年間カープでプレーしていた福地コーチ。2軍の打撃兼走塁コーチとして、久しぶりにカープに帰ってきました。

合流初日から熱が入ったのは走塁練習です。盗塁王2度の経験を選手たちに伝えます。

今シーズン盗塁数リーグワーストに終わったカープ。伝統の機動力野球復活が期待されます。

福地コーチ「来年からは新井監督もしかけると言ってますので、そこに応じられる選手を僕らは準備しなければいけない。彼らにはやらなきゃいけないよ、ということはさわりの部分で伝えました」。

朝9時から始まる野手陣の早出練習。室内でバッティング練習に励むのは、4年目の正隨と、3年目の宇草。

ピッチャーを務めるのは、新井良太打撃コーチです。

今日チームに合流した福地コーチも加わり、およそ30分間、みっちりと打ち込みました。

早出が終わると、待っていたのは坂道ダッシュ。

かつて新井新監督も駆け上がった、天福球場名物の坂道を野手全員で猛ダッシュ。

前傾姿勢を意識し、何度も何度も繰り返しました。

一方の投手陣。ブルペンにはキャッチャーミットをはめる藤井ヘッドコーチの姿がありました。

投げていたのは、6年目の高橋昂也。今シーズン1軍登板なしに終わったサウスポーの復活が待たれます。

今年開幕ローテに入った3年目玉村もブルペン入り。こちらは横山コーチをバッターに見立てピッチング。

実戦を想定し、内・外、投げ分けました。

同じく今年開幕ローテに入った5年目の遠藤。キャンプ2回目のブルペンは課題が残る内容となったようです。

今シーズン4勝を挙げた右腕は飛躍の秋を誓います！