「宮島に負けない世界遺産に」紅葉に人生をかけたおっちゃんと 女房の絶品おでん ~府中市~
“ポツンと”佇む飲食店をリサーチ!今回、リポーター・大松しんじが向かったのは、府中市三郎丸町。
県東部を代表する夏の観光スポット「三郎の滝」。夏場は子供たちの声が響く人気の場所です。
そのすぐそばにあるのが『龍王荘』。
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今では紅葉(こうよう)スポットとして知られるようになった「三郎の滝」。
36歳の時に奥さんと3人の子どもを連れ「三郎の滝」の管理人に。
それからここを紅葉で赤く染めるために、御主人の浦上さんは人生をかけてきました。
植え始めてから36年、現在紅葉は800本になるそうです。
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ご主人のモットーは、“自分のためではなく、人のために…”
その一心で、ここを整備し続けてきました。
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浦上さんは我が子やお孫さんのために、露天風呂も釣り堀も自前で作られたそうです。
釣り堀で釣った魚はその場で食べられ、今では、家族連れのお客さんにも大人気!
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お店には、紅葉を見ながらいただける、あったかグルメがあります。
今年はコロナの影響で営業していませんでしたが、紅葉だけは見てもらいたいと、11月だけ限定オープンしています。
自慢のグルメは、大きな大根を使い4日間煮込んだ「おでん」。わざわざこれを食べるために遠方から来る人もいるそうです。
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あったかいうどんも絶品です。
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歴史を感じるメニューがもう一品。
江戸時代から続く、日本三大白味噌の一つ府中味噌を使ったメニューも大人気です。
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自分たちが選んだ道を突き進む浦上さんご夫婦。
御主人の今後の夢は、三郎の滝を宮島に負けない紅葉スポットにして、世界遺産にすること。
自称、“広島で一番元気な男”と、そばに寄り添う奥様。ご夫婦の夢は、まだまだ広がります。
■「三郎の滝」 龍王荘
府中市三郎丸町 0847-41-7900
※「紅葉まつり」として11月30日までの限定オープン
※11月22日(日)は催しも開催
広島ホームテレビ『みみよりライブ 5up!』(2020年11月13日放送)
ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください。