【広島雑学】周りの景観に合うように作られたマンホール蓋は何と呼ばれている?

知っているようで知らない思わず「へぇ~」と言いたくなる広島の雑学をクイズに!今回は広島市安佐北区にある友鉄工業へ社会見学に来ました。こちらの会社、マンホール蓋を製造して40年。広島で唯一の会社なんですよ。

もっと見る:【広島雑学】広島発!全国初のマンホールの鉄蓋とは?

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色んな種類のデザインがあります。みなさん見たことある蓋はありますか?今回は、友鉄工業の片山さんに色々と教えてもらいましたよ。

片平さん「ここでは中四国いろんな町のマンホールを作っています。例えば、広島市は折り鶴のデザイン。その町の花やシンボルを描くことが多いです。同じ市でもいくつかデザインがあって、呉市は戦艦大和だけで10種類もあるんですよ」。

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見ているだけで楽しくなりますよね。友鉄工業が今まで手掛けたカラーデザインマンホールはなんとおよそ200種類!みなさんおなじみのカープやサンフレッチェ、ドラゴンフライズのマンホール蓋も作っているんですよ。

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片山さん「この2枚の蓋を見てください。こっちの蓋の裏には何もありませんが、この蓋の裏にはくぼみがありますよね?これはリブ構造といいます。このくぼみがあるおかげで頑丈なマンホール蓋になっているんです。蓋自体の重さも半分くらいになるんですよ」。

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マンホール蓋の裏側にそんな工夫があったなんて知りませんでしたね。ところでこちらの蓋は溝がなくて平らですよね。これも何か秘密があるみたいですよ。

片山さん「これは周りの景観に合うように作られたマンホール蓋です。実はこの蓋には○○蓋という名前があるんだけど、その○○が何か分かりますか?」

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さてここで問題です!

歩道などでよく見かける、このような蓋。設置する場所と同じ色やデザインになっているんですが、○○蓋と呼ばれています。ヒントは漢字で2文字!周りになじむようにおめかししているマンホール蓋ですよ。

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答えは…「化粧蓋」です。一般的なマンホールは色が黒で目立つので、歩道の景観を損なうこともあります。蓋に周囲の色と同系色の素材を使用して、できるだけ目立たないようなマンホール蓋があるんですね。

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30年ほど前に導入されたこの手法。“周囲の地面と同じ化粧を施した蓋”ということから化粧蓋と呼ばれるようになったそうですよ。

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マンホール蓋の知られざる工夫に「広島雑学」認定!

 

広島ホームテレビ『5up!』(2022年10月19日放送)
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ひろしまリード編集部
※掲載された記事・情報は、取材当時のものです。予めご了承ください

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