紅葉谷公園のライトアップで幻想的な体験を|広島県廿日市市宮島

金木犀の香りとともに秋の訪れを感じられるようになり、紅葉を見に行きたくなっている人も多いのでは?なかでも宮島は、広島県内で人気の紅葉名所です。そこで今回は、色づき間近の宮島「紅葉谷公園」に編集部が一足先に取材に行ってきました!2022年のライトアップ情報も聞いてきましたよ。

 

宮島紅葉谷公園までのアクセス

宮島桟橋駅付近

宮島までフェリーで渡り、厳島神社の方へと向かって歩きます。海沿いを歩いて景色を楽しんだり、商店街の中を散策したりしながら厳島神社を目指しましょう。

案内板

厳島神社入口を通り過ぎると、今度はロープウェー乗り場を目指します。厳島神社周辺まで来ると、看板が増えてくるので迷う心配もありません。

宮島ロープウェー入口 宮島ロープウェー入口

宮島ロープウェー入口の看板をくぐって道なりに向かって進んでいくと、紅葉谷公園の入口が見えてきますよ。

宮島ロープウェー道

ロープウェー乗り場に向かって道なりに進むと、すぐに紅葉谷公園が見えてきます。今回、編集部は五重塔を経由しながら向かったので宮島桟橋から30分程度かかりましたが、寄り道せずに歩くと15分程度で到着します。

 

アニメのような世界観に感動!紅葉谷公園の見どころ

もみじ橋 もみじ橋

紅葉谷公園に入るとすぐ、赤い「もみじ橋」が目に留まります。橋に向かうまでの道のりは、まるでアニメの中に迷い込んだような世界観ですね。

もみじ橋と紅葉谷川 もみじ橋と紅葉谷川

橋の上からは、流れる紅葉谷川と紅葉の両方が楽しめます。水の音は心地よく、しばらく橋の上でたたずむ人もちらほら見られました。

紅葉谷公園

紅葉谷公園内のあちこちで鹿の姿も見られます。思わず写真に収めたくなるような情景です。

紅葉谷橋 紅葉谷橋

さらにロープウェーの方へ登っていくと紅葉谷橋があり、その先には奥紅葉谷公園があります。紅葉谷公園の開けた景色とは違い、宮島の自然がぎゅっと詰まったような空間でした。
向かうまでに足場が悪い箇所もあったため、体力に余裕がある人は山を登ってみてくださいね。

 

実際の紅葉時の様子

写真提供:広島県 写真提供:広島県

なお、紅葉時はもみじ橋の赤が溶け込むような景色が印象的です。11月からは紅葉を楽しむ人の姿が一気に増えるのだとか。

 

2022年紅葉谷公園のライトアップ場所

2022年11月3日の日没から、今年も紅葉谷公園のライトアップが始まります。取材に行った日も電飾の準備が進められており、点灯が待ち遠しくなりました。今年のライトアップは主に2箇所を予定しているとのこと。

 

ライトアップ箇所1:もみじ橋

もみじ橋 もみじ橋

従来よりライトアップされていたのが、もみじ橋です。橋と紅葉の赤がくっきりと夜空に浮かびます。

 

ライトアップ箇所2:四宮神社入口前広場

四宮神社入口前広場 四宮神社入口前広場

数年前からは、四宮神社入り口前の広場でもライトアップが始まったそうです。エリア内には大木が多く、頭上に覆いかぶさるような紅葉の迫力が楽しめます。

 

〇紅葉谷公園ライトアップ2022
期間:11月3日(木・祝)~11月27日(日)
場所:紅葉谷公園
時間:日没~20:00
料金:無料

 

カフェと雑貨のお店「素の間(そのま)」でホッとひと息

素の間 素の間

ロープウェー行き無料バス停留所の近くにカフェと雑貨のお店「素の間(そのま)」があります。店内だけでなくテイクアウトにも対応しているため、紅葉を眺めながらいただけます。

季節の食材スープ500円~(内容によって変動) 季節の食材スープ500円~(内容によって変動)

寒い時期になると、くず湯をベースに季節の食材を盛り込んだ「季節の食材スープ」が人気とのこと。写真は昨年のものになりますが、そのとき旬の食材を選んで使うため、中身はお楽しみ。ほっこりするやさしい味に身体も心も温まりそうですね。

クラフトコーラ(HOT)600円 クラフトコーラ(HOT)600円

夏場はアイスで提供されていた「クラフトコーラ」が、冬はホットでいただけます。11種類のスパイスが使われており、山椒のピリッとした舌触りと瀬戸内レモンのさわやかさがやみつきに。砂糖不使用でありながら、甘みもしっかり感じられました。

 

〇素の間(そのま)

住所:広島県廿日市市宮島町389-1
営業時間:11:00~17:00(土曜のみ酒場営業 19:00~23:00)
定休日:火~木(営業する場合あり)
公式Instagram:https://www.instagram.com/sonoma_miyajima/

 

広島県内の紅葉といえば宮島を挙げる人も多い中でも、とくに紅葉谷公園はライトアップもされる絶好の紅葉スポットです。昼と夜ではまた違った景色を楽しめるため、ぜひどちらも楽しんでみてくださいね。

ライター/丸山希

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